1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 3,800円で手ぶら陶芸!町田「陶shiraku」体験レビュー スープカップ級の大きさに!? 失敗しないサイズ選びのコツも公開

3,800円で手ぶら陶芸!町田「陶shiraku」体験レビュー スープカップ級の大きさに!? 失敗しないサイズ選びのコツも公開

  • 2025.12.20

ともに“最旬情報・トレンド”を日々発信する、メンズファッション誌「smart」とNo.1 PR会社ベクトルグループの「アンティル」がタッグを組んで、今知っておきたいトレンド情報をお届けする連載「Z世代PRパーソンのキニナルTrendope」。今回は、手ぶらで行ける陶芸教室が増えてきた昨今ですが、実際に陶芸教室ではどんなことが体験できるのかをレビューしたいと思います!

東京・町田にある陶芸教室「陶shiraku」で体験

今回伺ったのは、東京都町田市にある「陶shiraku」。

陶芸だけではなく、シルバーアクセサリー作りなど、様々な体験ができる教室です。

筆者は定番の「電動ろくろ体験」(3,800円 税込)を選びました。

ここで作れるのは全部で11種類の茶碗やコップ。高さがあるものほど難易度が高いそうです。

この教室では、1人の先生が常に教えてくれる体制で、修得した技術が必要な場面では手を貸してくれます。自分たちのペースで進めることができるのも安心です。中学校の工作の授業を思い出しました(笑)。

初心者でもできるコーヒーカップ作り!

それでは早速コーヒーカップを作っていきます。

丸まった粘土から取っ手分の粘土を取り、少量の水をかけ、真ん中に穴をあけていきます。この開けた穴を広げる作業がコーヒーカップの肝となる部分。飲み口の大きさや厚さ、そして手の器用さが表れる場面です。

カップの底を突き破りそうな勢いで、回転するカップに穴をあけ、形を整えます。陶芸は焼いたら約15%ほど縮むと言われています。それを想定しながら作らないと、完成品が「想像より小さかった……!」という方も少なくないそうです。

ドーナツのような見た目から、カップらしい形ができてきたらコーヒーカップの本体の部分はほぼ完成。ろくろからカップを取り出します。これもまた簡単そうに見えて、実は難易度の高い作業……。底の厚みが変わって安定しないカップになったり、底が薄くなったりと、ここまで作ってきたものが崩れる恐怖を感じながら、糸で切り出していきます。

「陶shiraku」では、作品に絵柄をつけることができます。色選びは最後に行うので、全体のバランスを考えながら柄をつけていきます。もちろん何もつけないというのもOK。

クローバーや華、ウサギや犬などの動物などもあり、自分好みにカスタマイズすることができます。

私はクローバーをつけました。カップが崩れると思って優しくスタンプを押すと、絵柄が思うようにつかないので、強めに押すのがコツです。

コーヒーカップの取っ手と自分好みにできる色選び

コーヒーカップの本体ができたら、次は取っ手の制作です。最初に取っておいた、取っ手分の粘土を使って、自分が作ったカップの大きさに合わせながら作っていきます。

厚みのある取っ手なのか、細めにするのか、取っ手1つでも自分らしくデザインすることができます。先生が使いやすい取っ手の厚さなどをおすすめしてくれるので、そのアドバイスを参考にしながら作っていきます。

取っ手をこねて、カップにつければ完成です。この時点で、もう愛着が湧きまくりで、すぐにでも持ち帰って使いたいくらいでした。

コーヒーカップが完成したら、次は色選びです。

釉薬(ゆうやく)と呼ばれる色のついた液体でコーティングし、汚れをつきにくくします。「陶shiraku」では、一色にする、内側と外側の二色にする、器の縁から流れるように色が分かれるようにする、おまかせにするなど、4つのパターンから選ぶことができます。

筆者はパターンCを選び、クローバーの絵柄に合わせてグリーンと白を選びました。

グリーンといっても、様々な色があり、自然に流れるものもあれば、上下で二分割したように色が分かれるものもあります。微妙にグリーンの色合いも異なるので、焼いたあとを想像しながら慎重に選びました。

完成品は自宅に郵送してくれて、繁忙期でも約3週間前後で到着します。筆者が作ったコーヒーカップがこちら。

縮んで小さくなることを恐れて大きめに作ったせいか、コーヒーよりもスープに向いている気がします(笑)。

手ぶらで気軽に行くことができ、体験自体は90分ほどで終わります。何かを作ることに没頭する時間は頭を休めることにもなるので、おすすめです。筆者は、次はお皿を作りたいと意気込んでいます。

元記事で読む
の記事をもっとみる