1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「今日は家に迎えに行くよ」彼との3回目のデート→迎えに来た彼にすっぴんを見られた結果【短編小説】

「今日は家に迎えに行くよ」彼との3回目のデート→迎えに来た彼にすっぴんを見られた結果【短編小説】

  • 2026.3.15

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

彼とのデート

バイト先で知り合った彼は、いつも爽やかで仕事熱心な人です。

シフトが重なるうちに意気投合し、お付き合いすることになりました。今日は記念すべき3回目のデート。彼が「車で家に迎えに行くよ」と言ってくれたので、私は朝からウキウキしていました。

「約束は10時だし、先にゴミだけ出しちゃおう」

そう思い、私はとんでもない格好で玄関を出ました。

ボサボサの髪のままで、度入りの分厚い眼鏡、上は高校時代のジャージで下はスウェット。メイクなど1ミリもしていない、完全なる「オフモード」です。

ゴミ袋を手に道路へ出たその瞬間、見覚えのある白い車が目の前に滑り込んできました。

(嘘……まさか!)

心臓が止まるかと思いました。運転席には彼。私はパニックで固まります。

逃げる間もなく窓が開き、彼とバチッと目が合いました。

(終わった、幻滅された。)

そう覚悟して立ち尽くす私に、彼が放った衝撃の言葉を放ったのです。

他人行儀な挨拶

「あ、おはようございます」

丁寧な会釈。澄んだ瞳。……え? もしかして気づいてない?

あまりの他人行儀さに、私はゴミ袋を持ったまま恐る恐る口を開きました。

「あ……あの、私です……」

彼はキョトンとして、「えっ!?」と二度見。「え、〇〇ちゃん!? 嘘、ごめん近所の人かと!」と車内で大慌て。

実は私、待ち合わせ時間を1時間勘違いしていたんです。本当は9時集合だったのに、10時だと思い込んでいたのです。

「最悪だ、すっぴん見られた……」と真っ赤になって落ち込む私に、彼は爆笑しながらこう言いました。

「仕事中のバッチリメイクもいいけど、その素の感じ、なんか安心するわ。俺も緊張してたけどとけたよ」

幻滅されるどころか、「隙があって可愛い」と一気に距離が縮まる結果に。

完璧を取り繕うより、ありのままを見せた方が恋はうまくいくのかもしれません。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる