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「誰かに見られている気がする…」離婚後、妻が感じた正体不明の違和感。元夫が起こしたヤバい行動とは<DV夫の末路>

  • 2025.12.21

香さんは、夫・悠馬さんが決めたルールに従いながら日々を過ごしていました。ルールを破れば「罰ゲーム」が課されるという理不尽な生活。しかしある日、悠馬さんから暴力を受けたことで、香さんはついに「罰ゲームの日々」から抜け出す決意を固めます。

法律事務所へ行き、弁護士に控訴の相談をした悠馬さん。しかし、弁護士から控訴する意味がないと言われてしまいました。香さん側の証拠が圧倒的にそろっており、それらに対抗できる証拠を持っているかと問われます。また、控訴の期限が明日までということもあり、うまく相談が進んでいませんでした。

悠馬さんは、俺に味方がいないのかよ……とイライラします。道ですれ違った人とぶつかり、怒ったところ喧嘩に発展。倒れた悠馬さんは、心の中で香さんの名前を呼ぶのでした。

離婚できたと思ったけど…夫の動きが不穏に

弁護士と話していた香さんのもとに、悠馬さんの会社から電話がかかってきました。悠馬さんはここ数日、会社を無断で休んでいるけど何かあったのかと聞かれた香さんは、実は離婚したことを話します。悠馬さんの上司から最近、悠馬さんの様子がおかしいと噂になっているから気をつけてと忠告を受け、香さんは電話を切りました。

その様子を見た弁護士は、数日前に悠馬さんが事務所に訪れたことを話し、接近禁止命令の申し立てを検討しましょうと提案します。心配だから……とお願いをした香さん。家庭裁判所に接近禁止命令の申し立てをすることにしました。

一方、悠馬さんはもう誰にも頼らないと決め、香さんの職場へと向かいます。香さんを見つけ、どこに住んでいるのか尾行すると、友だちの家にいることがわかりました。

香さんは、誰かに見られている違和感があると友だちに相談します。悠馬さんかどうかわからないけど……と不安を口にしますが、ナイーブになっているだけかもと結論を出しました。

悠馬さんは貯金がなくなり、焦っていました。お店で牛丼を食べている間も、香さんのごはんを食べたいと考えます。香さんだけが自分の居場所だったと考え、香さんもそうだろう?と心の中で問いかけるのでした。

自分に味方がいないと感じ、追い詰められた悠馬さんは、自分でも止められない行動をしていきます。一方で香さんは、悠馬さんに対する不安を弁護士に相談し、身を守る選択をしました。

婚姻期間中にDVがあり、離婚後も相手のつきまといや脅迫が続く場合、離婚後に接近禁止命令が認められることがあります。身の危険を感じる場合は、速やかに弁護士や警察に相談し、適切な対応を取るようにしましょう。

離婚したあとも、心を整理するには時間が必要となります。その過程で、相手の生活に踏み込むのは許されることではありません。ひとりで抱え込んで誰かを追い詰める行動をするのではなく、最悪な事態を招く前に一度立ち止まって状況を整理するよう心がけたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター はたけ

ベビーカレンダー編集部

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