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部下「またタバコ休憩?」上司「突っかかってくんな」何度も席を外す喫煙社員→後日、社長の“異例の対応”に上司が後悔した理由【マジクソかんぱにー】

  • 2026.1.21

職場でタバコ休憩ばかり取る人にモヤモヤしたことはありませんか?業務中、タバコを吸いに行くことは禁止されていませんが、特定の人が何度も何度もタバコ休憩をとっているのを見て、「ズルい」「不公平だ」と感じたことのある方もいることと思います。

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『私考至高』は、そんな「タバコ休憩」をテーマにした作品です。

【私考至高】人の休憩に口出しすんなよ…#ショートドラマ

「またタバコ休憩ですか?」不満を漏らす新実

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@buzzdrama0617

オフィスの一角で、新実はデスクで黙々と作業をしていました。その横を、タバコを手にした白石と及川がリラックスした様子で通り過ぎようとします。それを見て新実は不満げな表情で顔を上げ、2人を呼び止めました。

「またタバコ休憩ですか?」

白石は少し面倒くさそうに振り返りました。

「うん、新実さんも適度に息抜きしてね」

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白石と及川は喫煙所へと向かいます。歩きながら、2人は新実について文句を言い始めました。

「"また"ってなんなんすかね、あの言い方」

及川が不満そうに呟くと、白石は苦笑いしながら答えました。

「まあ、突っかかりたい年頃なんでしょ」

2人が去った後、新実はタバコ休憩に行った時間を細かくメモしました。前回2人がタバコ休憩をとってから、まだ2時間も経っていません。短時間に何度も何度も席を外す2人…新実の不満は募るばかりでした。

「いちいち突っかかってくんなよ」苛立つ及川

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お昼休みが終わってから1時間も経っていない頃。白石と及川は、またタバコ休憩に行こうとしました。

新実は仕事に打ち込みながら、2人の方も見ず、吐き捨てるように言いました。

「またですかー?」

そんな新実に及川は詰め寄り、苛立ちを込めた表情で言いました。

「いちいち突っかかってくんなよ」

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しかし、新実は一歩も引きませんでした。冷静に、真っ直ぐに及川を見据えて答えます。

「いや、流石に不公平かなって」

及川は鼻で笑いながら言い返しました。

「だったらお前も休憩すればいいだろ。それに、こっちはタバコ税まで納めてんだから、お前より国に貢献してんの」

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及川の言葉に、新実は真っ直ぐに見据えて答えました。

「国に貢献する前に、会社に貢献してほしいですけどね」

及川は顔をしかめ、威圧的に言いました。

「はあ?」

新実は怯まず続けます。

「だってそうじゃないですか。タバコ休憩ばっか取って残業してる先輩方と、仕事を効率的に終わらせて定時で上がる私。どちらが会社に貢献しているかは、一目瞭然ですよね?」

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新実の正論に、及川は言葉に詰まりました。視線をそらしながら、何とか反論します。

「…いや、だとしても、社長に何も言われてねぇんだからいいだろ」

確かに、社長は何も言っていません。新実は一瞬の間を置き、静かに答えました。

「確かにそうですね。私が考え方を改めます」

及川はあからさまにホッとした様子。そして、去り際、捨て台詞のように言いました。

「あ、一つ言っておくけど、タバコ吸ってる間だって、仕事のこと考えてるからな」

新実は立ち去る2人の背中に向かって、独り言のように皮肉を込めて呟きました。

「そんなこと言ったら、私だって家でも移動中でも、仕事のこと考えてるけどね…」

仕事中、なぜか社長と優雅にお茶を楽しむ新実

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後日。オフィスの社長室の前あたりで、新実が社長と優雅にお茶の時間を楽しんでいました。そこを白石と及川が通りかかります。

「何してるんですか?」

及川が驚いて尋ねると、新実は驚く様子もなく、上品に微笑んで答えました。

「あら、及川さん、ごきげんよう」

社長は穏やかに説明しました。

「新実と休憩取ってるだけだよ」

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社長は新実を見て、労うように言いました。

「いつも頑張ってくれてありがとな」

そして、白石と及川に向かって続けます。

「二人はタバコ吸ってきていいぞ」

新実もそれに同調するように、ニコニコと笑いました。白石と及川は「あ、はい…」と答えるしかありません。

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白石が、喫煙所へ向かいながら小さな声で囁きます。

「あれ、チャーチル・ドルマンのケーキだよ」

及川は驚きました。

「行列が絶えないって噂の?」

白石は答えます。

「そう、私がずーっと食べたかったやつ!」

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2人が羨ましそうに去っていく中、社長は新実に微笑みかけました。

「どうだ、少しは落ち着いたか?」

新実はフォークを置き、満足そうに微笑んで答えました。

「はい、実に優雅なひと時ですわ」

不公平だと感じたら、上司に相談するのも1つの策

新実は「タバコ休憩ばかり取る先輩」に対して不満を抱いていました。しかし、ただ陰で文句を言うのではなく、きちんと社長に相談したのです。

新実は「考え方を改めます」と言いました。それは単に我慢するという意味ではなく、社長に直談判して解決策を求めるという意味だったのでしょう。社長は新実の話をきちんと聞き、新実にも休憩を取らせる形で対応してくれました。

「いつも頑張ってくれてありがとうな」という社長の言葉からも、新実の日頃の努力をしっかり認めていることが伝わってきます。自分の頑張りを見てくれている人がいるというのは嬉しいものですね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。