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友人や家族が来たときに! 気取りすぎない【ごちそうレシピ】3選「牛ステーキサラダ」「ミラノ風カツレツ」「魚介のイタリアンフリット」

  • 2025.12.16

友人や家族が来たときに! 気取りすぎない【ごちそうレシピ】3選「牛ステーキサラダ」「ミラノ風カツレツ」「魚介のイタリアンフリット」

無理せず気軽に、おいしいものを作って食べることは、人生の大きな楽しみ。それは、ひとりの食事でも、誰かと一緒の食事でも変わりません。一年を頑張った自分へのごほうびに、親しい方と過ごす楽しいひとときのために––––。この年末年始、ちょっとスペシャル感のあるごちそうで過ごしませんか? ひとり暮らしの食事作りを応援する、人気料理研究家・大庭英子さんが、親しい人をお招きしたくなるとっておきメニューを提案します!

大庭英子さん

料理研究家としてキャリア45年以上。
食材の持ち味を生かし、身近な調味料を使って作る、食べ飽きない家庭料理に定評がある。
近年はひとり暮らしをテーマとした料理本が大ヒット中。
頑張りすぎず、おいしいレシピと楽しい工夫を多数紹介している。

親しい人をお招きしたくなるとっておきメニュー

ときにはちょっと時間と手間をかけて、とっておきのメニューに挑戦。親しい友人や家族を招いた日にぴったりのごちそうです。気取らない手作り料理を囲めば、話がはずむこと間違いなし。心も胃袋も幸せで満たしてくれます。

【牛ステーキサラダ】牛肉はちょっと奮発してランプ肉を

材料(4人分)

牛ランプ肉(ステーキ用)……2枚(500g)
レタス……½個
プリーツレタス……½個
紫玉ねぎ……½個
クレソン……50g
塩、こしょう……各適量
オリーブ油……適量
フレンチドレッシング……※適量

※フレンチドレッシング(作りやすい分量)
ボウルに塩小さじ1、こしょう少々、白ワインビネガー⅓カップを入れて泡立て器でまぜ、オリーブ油⅔カップを加えてよくまぜる。

作り方

❶牛肉は室温にもどして両面に塩小さじ1/2、こしょう少々を振る。

❷フライパンに油(牛脂でも)を熱して牛肉を入れ、強火で1分ほど焼き、弱火にして2分ほど焼く。上下を返して同じように焼き、バットにとり出して冷ます。

❸レタス、プリーツレタスは洗い、食べやすく手でちぎる。玉ねぎは横薄切りにする。クレソンは先のやわらかい部分は手でつみ、かたい茎の部分は葉を手でつむ。

❹生野菜は冷水にさらして、パリッとしたらサラダスピナーで水けをきる。

❺②はひと口大に切る。

❻器に生野菜、⑤を盛り合わせ、ドレッシングをかけ、塩、こしょう各少々を振る。全体をまぜて食べる。

【ミラノ風カツレツ】でき上がりにソースはかけず、レモンをしぼってシンプルに

材料(4人分)

豚ロース肉(とんかつ用)……4枚
塩、こしょう……各適量
小麦粉、とき卵、パン粉……各適量
揚げ油……適量
レモンの輪切り(皮は除く)……4枚
キャベツのせん切り……300g

作り方

❶豚肉は周りの脂肪を切りとり、3~4カ所、筋を切る。

❷まないたに豚肉2枚を並べ、ラップをかぶせて、めん棒などでたたいて4~5mm厚さにのばす。残りも同じようにのばし、それぞれ両面に塩、こしょう各少々を振る。

❸豚肉に小麦粉、とき卵、パン粉の順に衣をつける。

❹フライパンに油を深さ3cmほど入れて中温に熱し、③を1枚ずつ計2枚入れて1分ほど揚げ、返して同じように揚げ、とり出す。パン粉のかすを除き、残り2枚も同じように揚げる。

❺器にカツを盛り、レモンをのせ、キャベツを添える。

【魚介のイタリアンフリット】食卓がイタリアの食堂みたいに! 米粉を使うと、冷めてもカリッとしています

材料(4人分)

えび(殻つき)……150g
やりいか……2はい(150g・正味120g)
わかさぎ……150g
たいの切り身……2切れ
【A】
白ワイン……大さじ2
塩……小さじ1
こしょう……少々
おろしにんにく……1かけ分
レモン汁……大さじ1

米粉または小麦粉……適量
揚げ油……適量
イタリアンパセリ……適量
レモン……1~2個

作り方

❶えびは水で洗い、水気をふき、殻のまま背にキッチンばさみで切り込みを入れ、背わたのあるものはとる。

❷やりいかはわたごと足を抜いて軟骨をとり除き、水で洗い、水けをふき3cm厚さの輪切りにする。足はわた、目、くちばしをとり、水けをふく。わかさぎは水で洗い、水けをふく。たいは骨をとり、長さを半分に切り、1cm厚さに切る。

❸ボウルに①と②を入れて【A】を加えてまぜ、20~30分おいて下味をつける。

❹③の汁けをふき、米粉を薄くまぶす。

❺フライパンに半分くらいの深さまで油を入れて中温に熱し、イタリアンパセリを入れて、ゆっくりカリッとするまで揚げてとり出す。

❻④のたいを入れて強火でカリッと揚げ、残りのわかさぎ、やりいか、えびの順に揚げる。器に盛り、イタリアンパセリをのせ、半分に切ったレモンを添える。

Point

水けをふいた具材に粉を薄くつける。

半分に切ったレモンを豪快にしぼって。

撮影/佐山裕子(主婦の友社)
スタイリング/久保百合子

※この記事は「ゆうゆう」2026年1月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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