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【パリジェンヌの愛用ブランド15】ハイメゾンから旬のパリブランドまで徹底調査

  • 2025.12.16
YUSUKE KINAKA

歴史あるハイメゾンからローカルなコスパブランドまで、おしゃれの選択肢がひしめくパリ。ELLEが取材したパリジェンヌたちの着用情報から、特にかぶりの多かった15ブランドをピックアップ。 彼女たちの着こなしとともに、パリ発の最新トレンドをキャッチして。

※すべて私物のご紹介のため、各ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。

カルティエ(Cartier)

YUSUKE KINAKA

ヴィンテージアイテムやコスパブランドに、メゾンのジュエリー&ウォッチを合わせてクラスアップするのがパリジェンヌのお決まり。中でも、「カルティエ」は、愛用率が断トツ。

人気を二分するのは、ビスのあしらいがおなじみの“ラブ”シリーズと、くぎをモチーフにした“ジュスト アン クル”。“ラブ”のリングをデイリーに、エッジの効いた“ジュスト アン クル”はコーデが物足りない日にプラスするなど、パリっ子の定番ジュエリーとして息づいているよう。時計は華やかな“パンテール”が人気。

ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef&Apel)

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「カルティエ」と並び、多くのパリジェンヌから愛されている「ヴァンクリーフ&アーペル」。アイコニックな“アルハンブラ”の人気がやはり高く、重ね付けで楽しむ人を多くキャッチ。

フェミニンで繊細なジュエリーは、デニムや白Tなど、カジュアルコーデのエッセンスとしてプラスするのがおしゃれパリジェンヌの鉄板テク。きりっとしたジャケットからのぞかせてもおしゃれ。

エルメス(Hermés)

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パリジェンヌが圧倒的な信頼を寄せる「エルメス」のバッグ。“バーキン”や“ケリー”の人気はもちろん、ラフに斜め掛けできる“エブリン”やHのバックルが印象的な“コンスタンス”など、愛用バッグも人さまざま。

一方でジュエリーの愛用者も多め。中でも、シンプルコーデにもエレガントなインパクトを与える“シェーヌ・ダンクル”の人気が根強い。

シャネル(Chanel)

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エレガンスをプラスしたい日に、多くのパリジェンヌが頼る「シャネル」のチェーンバッグ。定番のフラップバッグを筆頭に、色とりどりのチェーンバッグを携えるパリジェンヌの姿が街角で多く見られる。

気合の入ったパーティールックにはもちろん、家族から受け継いだバッグを毎日のコーデにさらりと合わせたというパリジェンヌも多め。もちろん、コスチュームジュエリーやサングラスなど、他のアイテムの人気も不動。

ザ・ロウ(The Row)

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近年の“クワイエット・ラグジュアリー”ブームを体現する「ザ・ロウ」は、おしゃれパリジェンヌの中にもファンが多い。世界中でヒットしたアイコン“マルゴー”はもちろん、ミニサイズの“90'S BAG”やクラッチ、バックパックタイプまで、パリジェンヌは人気の型にとらわれず、思い思いのバッグをピック。

ザ クープルズ(The Kooples)

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仏ブランドをこよなく愛するパリジェンヌたち。中でも、日本でもおなじみの「コントワー・デ・コトニエ」の創業者を父にもつ3人の息子たちが立ち上げた「ザ・クープルズ」は、パリブランドらしいシックさの中にエッジが効いた、感度の高いデザインがおしゃれパリっ子の心にヒット。

インパクトのあるファージャケットやシースルーのスカートなど、個性が薫るアイテムを選んで、シンプルスタイルのアクセントに投入。ミックス感のある着こなしが上手なパリジェンヌらしい着こなしを楽しんでいるよう。

マージュ(Maje)

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スカラップや金ボタンなど、クラシックでガーリーなディテールが映えるアイテムが豊富。フレンチアイコンのファッションを想起させる、グラマラスでフェミニンなデザインを得意とする「マージュ」は、パリの街でもおなじみのブランドだけに、パリジェンヌのワードローブに欠かせない存在!

ルメール(Lemaire)

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クリーンでミニマルなデザインが高く評価されるパリコレブランド「ルメール」。海外はもちろん、パリジェンヌの中でもバッグの所持率が断トツに高く、その人気は顕著。象徴的な“クロワッサン”をはじめ、コンテンポラリーでモードなバッグをおしゃれのスパイスとして活用しているパリジェンヌが多数。

スール(Soeur)

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柔らかなブラウンのコートやベーシックなライトコートなど、シンプルで洗練されたアイテムを自然体で着こなすパリジェンヌを複数キャッチ。大人の女性の支持が高い「スール」は、仏語で“姉妹”を意味するその名のとおり、2008年に姉妹のふたりが子ども服からスタートしたブランド。上品でフェミニン、どこか温かみを感じる色合いやデザインがパリで長く愛されている。

セザンヌ(Sézane)

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2013年にオンラインショップとして誕生し、瞬く間におしゃれパリジェンヌの定番となった「セザンヌ」。まるでパリジェンヌのアパルトマンのような旗艦店はパリらしい色彩にあふれる。小粋でロマンチックなアイテムが並び、パリジェンヌのライフスタイルを体現するブランドと呼ぶにふさわしい人気ブランド。

スナップしたパリジェンヌたちも、ボーダー柄のシャツやドット柄のパンツ、カラーニットなど、「セザンヌ」らしいフレンチシックで乙女心をくすぐるアイテムを自分らしくコーディネート。

ジミーフェアリー(Jimmy Fairly)

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季節を問わず、パリジェンヌのおしゃれに欠かせないサングラス。彼女たちが指名買いするのは、地元パリブランドの「ジミーフェアリー」。トレンド感のあるデザインと買いやすいプライスで瞬く間に人気ブランドの仲間入りを果たした。

カラーグラスやラウンドフレームなど、モード感と遊び心のあるサングラスがパリっぽい小粋なスパイスに。

マッシモ ドゥッティ(Massimo Dutti)

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日本には未上陸ながら、海外ファッショニスタにも愛用者が多い「マッシモ ドゥッティ」。姉妹ブランドの「ザラ」よりもミニマルでクラシカル、上質感のあるアイテムは、洗練されたファッションを好むパリジェンヌとも親和性が高いよう。

そんな「マッシモ ドゥッティ」だけに、チェック柄スカートやスエードジャケット、ローファーなど、パリジェンヌたちもタイムレスなアイテムをピック。

コス(COS)

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時代の空気を洗練されたデザインに落とし込むことが上手な「コス」は、世界のファッショニスタたちのエッセンシャルブランド。トレンドカラーのコートやデザイン性のあるジャケット、ボリューミーなネックレスなど、パリジェンヌたちもシーズンの主役になるアイテムを「コス」で賢くゲットしているよう。

ガニー(GANNI)

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世界的人気の北欧ブランドは、もちろんパリでも大人気。その中でも、ポップでカラフルなのに、B-corpを取得するほどサステナビリティを追究する姿勢で支持を集める「ガニー」のアイテムを多くスナップ。

ネオングリーンのジャケットやレオパード柄バッグなど、パリジェンヌたちは「ガニー」らしい遊び心やインパクトのあるアイテムを上手に着こなしにミックス。ファッショニスタからの人気が高いリサイクルラバーブーツの愛用者もちらほら。

バガボンド(Vagabond)

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パリジェンヌはシューズブランドも北欧ブランドに注目。スウェーデン発「バガボンド」のシューズは、海外セレブのスナップでキャッチされることも多く、シンプルかつトレンド感を押さえたシューズが人気。バッグを愛用する人の姿も。

(番外編)ヴィンテージ

YUSUKE KINAKA

お気に入りブランドもさることながら、パリジェンヌが大好きなのがヴィンテージ! ハイブランドのヴィンテージアイテムをポイントとして取り入れるなど、お気に入りでほぼ全身を固めるヴィンテージラバーも。バッグでこなれ感を出すのもパリジェンヌらしいテクニック。

photo & coordination:YUSUKE KINAKA

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