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「日本はイングランド、韓国は空白」韓国メディアが日本との“対照的な差”を嘆く

  • 2025.12.15

日本代表がイングランドとの親善試合を実現させたことが、隣国・韓国メディアで波紋を広げている。

韓国メディア『OSEN』は、「日本はイングランドと対戦するのに、韓国サッカーは何をしているのか」との見出しで、日本と韓国の強化日程の差を対照的に報じた。

日本サッカー協会は、2026年3月31日にロンドンのウェンブリー・スタジアムでイングランド代表と親善試合を行うと発表。

FIFAランキング4位の強豪との対戦は、来年のワールドカップを見据えた実戦的な強化策として評価が高い。

『OSEN』も、カタールワールドカップでドイツ、スペインを破った日本の実績を踏まえ、「日本はいまだにW杯優勝を目標に掲げ、強豪との対戦を選び続けている」と伝えている。

一方で同メディアは、韓国代表の状況を厳しいトーンで分析した。

韓国は3月に欧州での親善試合を計画しているものの、未だに対戦相手が決まっていない。その中で、日本と同じグループに入ったオランダが、ノルウェーやエクアドルとの試合を先に確定させ、韓国との対戦が実現しなかった点を「大きな機会損失」と表現した。

『OSEN』は「日本がイングランドと組めるなら、韓国も同水準の欧州強豪と戦うべきだった」と指摘。現在、ドイツやフランス、スペイン、ポルトガル、ベルギーなどが、3月の国際親善試合の対戦相手を確定させていないが、「相対的に格下と見られる」韓国を優先的に選ぶ理由は少ないとも分析している。

日本サッカー協会の積極的な強化姿勢が、結果として周辺国とのコントラストをより鮮明にしている。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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