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猛威振るう“インフルエンザ” 家庭内感染、仕事の欠勤…リスクに備える“インフルエンザ保険”とは?

  • 2025.12.14
加入者が増加している「インフルエンザ保険」とは?
加入者が増加している「インフルエンザ保険」とは?

全国でインフルエンザが猛威を振るっています。子育てをしている親は、子どもが罹患(りかん)した場合、仕事を休んだりしないといけないかもしれません。また、大人でも免疫力が低下していたり、高齢の人だと二次性の肺炎を伴うなど、重い合併症を引き起こすかもしれません。このようなリスクに対応すべく、NTTドコモが、Tokio Marine X少額短期保険株式会社と共同で「ドコモのインフルエンザお見舞金保険」の提供を今年9月25日から開始しました。そこで、NTTドコモウォレットサービス部金融サービス推進室の課長・香田由里子さんにサービス提供にいたった経緯などについて、聞きました。

万が一の時の“お守り”

Q.「ドコモのインフルエンザお見舞金保険」とはどのようなサービスなのですか?

香田さん「一言で言えば、インフルエンザに関するリスクに広く備えることができる保険です。本保険は、保険期間中にインフルエンザに罹患して治療や入院をした場合に加えて、インフルエンザ脳症と診断された場合にも保険金を受け取ることができます。

インフルエンザの予防接種を受けたお客さまには予防接種割引が適用され、月額230円から加入いただけます。また、0歳から99歳まで加入でき、1回のお申込みでご家族一緒に加入することができるため、お子さまがいるご家族の家庭内感染にも備えることができます。

『d払い』アプリから簡単にお申込みが可能で、保険料(dポイント利用分を除く)に対して最大2%のdポイントがたまり、dポイントで保険料をお支払いいただくことも可能です。インフルエンザの予防接種をされたお客さまには予防接種割引が適用され、通常よりも安価な保険料でお申込みいただけます」

Q.同保険を提供することになった背景やきっかけを教えてください。

香田さん「『ドコモのインフルエンザお見舞金保険』の検討を始めるきっかけとなったのは、2024年から提供している『ドコモの熱中症お見舞金保険』を利用されたお客さまの声でした。

『ドコモの熱中症お見舞金保険』は、もともと身近なリスクに焦点を当てた手軽な保険をお届けしたいという思いから生まれました。実際にサービスを開始すると、『夏のイベントに備えたい』『農作業のため』などのニーズをお持ちの多くのお客さまにご好評をいただきました。そして、その中で『インフルエンザの保険も作ってほしい』という声を実際にいただいたことが、今回の検討に至った大きなきっかけとなっています。

近年、インフルエンザの罹患件数は高水準で推移しており、2024年は全国で警報レベルを超えるなど、大きな流行となりました。2025年も、昨年より1カ月も早い9月末にインフルエンザの流行シーズンに入り、多くの方が罹患しています。こうした状況を受け、年齢や性別によらず幅広い方に生じる身近なリスクに手軽に備えられる『ドコモのインフルエンザお見舞金保険』を、『d払い』アプリを通じて提供した次第です」

Q.「ドコモのインフルエンザお見舞金保険」を開始して以降、利用者が増加していると思いますが、どのような人が利用されているのでしょうか。

香田さん「当初想定していた小さなお子さまのいらっしゃるご家族での利用はもちろん、単身でのご加入の方が大変多くいらっしゃいます。家庭内感染への備えだけでなく、“万が一、罹患した場合に備えておきたい”という個人のリスク意識にも、この手軽さが受け入れられていると感じています。

0歳から加入できる保険ですので、当初は小さなお子さまのいらっしゃるご家庭での利用がメインになると想定していましたが、提供開始後の動向から、単身の方や40~50代の働き盛りの方にも多く利用いただいていることがわかりました」

香田さんは、同保険のメリットとして、「本保険に加入いただくことで、インフルエンザに関するリスクに広く備えていただければと考えております。特にお子さまのいらっしゃるご家庭に安心をお届けしたいと考えております」とコメント。

続けて、「0~9歳のインフルエンザ感染は罹患者全体の約35%を占めており、特に注意が必要です。季節性インフルエンザは流行性があり、一旦、流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がる特徴がございます。予防や対策を徹底しても防ぎきることが難しいため、本保険を万が一のお守りとして活用いただけたらと考えています」と語っていました。

NTTドコモのほか、保険会社、電力会社などもインフルエンザに関する保険サービスを実施しています。年末年始は、イベントや帰省など、人が集まる機会が増えるものです。家族と安心して過ごすため、利用を考えてみるのもいいかもしれません。

オトナンサー編集部

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