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20代、30代は「配偶者の浮気」を公認する傾向に!?“結婚観の多様化”が浮き彫りに

  • 2025.12.13

レゾンデートル(東京都新宿区)が、既婚男女を対象とした「結婚と浮気」に関する実態調査を実施。その結果を発表しました。

20代、30代は配偶者の浮気を公認する傾向に?
20代、30代は配偶者の浮気を公認する傾向に?

調査は2025年9月、20~59歳の既婚者男女計6805人(男性3305人、女性3500人)のうち、「浮気したことがある」と回答した人の中から無作為に480人(男性240人、女性240人)を抽出し、インターネットリサーチで実施。

「浮気をしたことが、配偶者にバレていますか? または、知っていますか?」という質問に対し、「疑われることもなくバレていない」(41.5%)が最も多く、次いで「疑われてるがバレていない」(23.1%)、「バレている」(20.4%)、「浮気公認で、知っている」(15.0%)と続きました。浮気をしたことが、配偶者にバレていない人は約65%となりました。

また、「浮気公認で、知っている」が15%もいるという驚きの結果に。

この結果について、同社は「『相手の全てを満たせない』という考えから、複数恋愛や性的欲求などの自由を認めることで、関係がむしろ安定する現実があるのでしょうか」とコメント。

その上で「『隠して裏切られるよりは、合意してルール化した方がいい』と裏切りを放置・黙認するのではなく、裏切りをなくすために合意するという価値観の違いを無理に矯正しないことで自立した夫婦関係を保っているのかもしれません」と分析しています。

男女別で回答の割合を見ると、「浮気公認で、知っている」は男性20.0%、女性10.0%、「バレている」は男性19.6%、女性21.3%、「疑われてるがバレていない」は男性25.4%、女性20.8%、「疑われることもなくバレていない」は男性35.0%、女性47.9%でした。

「浮気公認で、知っている」の男性の回答者数は女性の倍でした。女性の方が男性より「疑われることもなくバレていない」と回答する人が多く、約半数近く(47.9%)の人が疑われることすらなく浮気をしているという結果になりました。女性の方が慎重な人が多いのがよく分かります。

年代別の割合は次の通りです。

■浮気公認で、知っている20代(30.0%)、30代(17.5%)、40代(8.3%)、50代(4.2%)

■バレている20代(18.3%)、30代(19.2%)、40代(15.0%)、50代(29.2%)

■疑われてるがバレていない20代(22.5%)、30代(20.0%)、40代(25.8%)、50代(24.2%)

■疑われることもなくバレていない20代(29.2%)、30代(43.3%)、40代(50.8%)、50代(42.5%)

「バレている」の回答は、20代、30代、40代が2割未満に対して、50代が約29%で3割近くと他の世代に比べ多く、約1.5〜2倍の差がありました。

20代では、3割の人が「浮気公認で、知っている」という結果になりました。30代は、2割に満たないですが、約18%の人が「浮気公認」と回答しました。40代、50代では「浮気公認」の回答は、1割にも満たず、20代と50代を比べると約7倍もの差で20代の人が「浮気公認」と回答し、大きな違いが表れました。

調査を受け、同社は「互いのプライベートへの不干渉、性の自由化、契約結婚への支持拡大などが進む中で、20代・30代の恋愛・結婚観の多様化が進んでいることがうかがえる結果です」とコメントしています。

オトナンサー編集部

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