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毎日の寝かしつけが苦痛。「一人で寝ないかな」「ママあのね」娘の『切ない本音』を聞いて決めたこと

  • 2025.12.17

子どもの寝かしつけ。いつになったら一人で寝られるようになるのかな?
筆者の友人A子はフルタイムで働くワーママです。帰宅後は慌ただしく、少しの時間も無駄にしたくないと思っているのですが……

画像: 毎日の寝かしつけが苦痛。「一人で寝ないかな」「ママあのね」娘の『切ない本音』を聞いて決めたこと

寝る時に傍にいてほしい娘

A子には小学1年生の娘B子がいます。
B子は夜寝る時一人では寝られず、毎晩A子に傍にいてほしいとねだってきます。

そうして一緒に寝室に行くと、その日の出来事を話したりで寝付くまでに30分以上かかることもあり、その間A子は何も出来ません。
A子はフルタイムの正社員で働いているため帰宅後はバタバタで、正直毎日のこの時間がもったいないと感じている部分がありました。

一人で寝てくれたらその間に色々と家事が出来るんだけどな。
B子の隣で横たわりながら、寝落ちしないように頭の片隅でこの後の段取りを考えたりなど、気もそぞろなこともあり……

娘からの言葉にハッ

そんなある日の夜、寝室で、
「お母さん、いつもごめんね」
B子が申し訳なさそうに言い出しました。
「お母さんが忙しいのは分かるんだけど、どうしてもお話したくてわがまま言っちゃうんだ」

娘の言葉にA子はハッとしました。
確かに朝も夜もいつもバタバタしていて、きちんとB子の話を聞いてあげられていなかったかもしれない。

毎晩寝室にいるこの時間は、親子でゆっくり話を出来る貴重な時間なんだ。
A子はそれに気づくと、今しかないこの時期にしっかり娘と向き合おうと決めました。

親子で話そう

B子の就寝時間に合わせて家事を調整し、寝室にいる間は他のことを考えず、B子とたくさん話をすることにしたのです。
体は疲れているし、やることはたくさんあるのですが、娘の嬉しそうな顔とその後の可愛い寝顔を見ると、明日も頑張ろうと力が湧いてくるのでした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。

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