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なんだかイライラが止まらない日こそ大事。40代以降のメンタルを整える「神経ケア習慣」

  • 2025.12.13

「なんだかイライラが止まらない…」。そんな日が増えたと感じるのは、決して性格の問題ではありません。40代以降はホルモンバランスや自律神経が揺らぎやすく、気持ちが不安定になるのはごく自然なこと。実は、こうした“イライラ”こそ、心と体の状態を見直す大切なサインなのです。そこで今回は、日常でできる「神経ケア習慣」を紹介します。

イライラの背景には、自律神経の疲れが潜んでいる

年齢を重ねると、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにいかなくなり、ストレス刺激を受けやすくなります。「ささいなことでカッとなる」「気持ちが落ち着かない」という変化は、自律神経の疲労が蓄積しているサイン。

特に40代以降は、女性ホルモンのゆらぎが神経のバランスにも影響し、気分の波を大きくしやすい時期です。無理に気合いで抑えようとすると、逆に心の負担が増えてしまうこともあります。

“今の自分”に戻るためのケア——呼吸と感覚を整える

イライラが強いときは、心より先に“体”を落ち着かせるほうが効果的。特に有効なのが、深く長い呼吸です。ゆっくり息を吐ききるだけで、副交感神経が優位になり、頭の中のざわつきがスッと静まっていきます。

また、足裏を床につけて姿勢を正す、温かい飲み物をゆっくり味わうなど、五感に意識を向けるのもおすすめ。「今、ここにいる自分」を取り戻すことで、心の揺れは自然と落ち着きやすくなります。

心が疲れた日は“やらないこと”を一つ決める

イライラが止まらない日は、生産性を上げようと頑張るほど逆効果に。そんな日は、あえて“やらないこと”を一つ決めてみてください。

洗濯を明日に回す、スマホを触らない時間をつくる、湯船につかるだけで寝る。小さな“余白”をつくることで、神経の緊張がゆるみ、自律神経の回復につながります。40代以降の心が求めているのは、根性ではなく“回復のためのスペース”。それを用意してあげるだけで、翌日の気分が驚くほど軽くなることがあります。

イライラを、心を整えるきっかけに

イライラは悪いものではなく、「少し立ち止まって」という心と体からのサイン。40代以降は変化の真っ只中だからこそ、感情の波があって当然です。「自分の心が弱いから」と責めるのではなく、無理をせず自分のペースで心を整える習慣を少しずつ取り入れていきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)>

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