1. トップ
  2. 恋愛
  3. オーバーせずグリーンを狙うコツは?「グリーンエッジまででOK」プロが解説

オーバーせずグリーンを狙うコツは?「グリーンエッジまででOK」プロが解説

  • 2025.12.13

スコアとタイムの両方で競う「スピードゴルフ」は、1打ごとの瞬間的な判断と決断が大事になる。

スピードゴルフ界の第一人者、松井丈は「通常のゴルフに生かせることがたくさんあるし、スコアアップのヒントも多い」と言う。“究極のプレーファスト”を参考に上達しよう!

ピンやグリーンをオーバーさせない作戦を立てる

オーバーせずグリーンを狙うコツは?「グリーンエッジまででOK」プロが解説
バンカーに入れると大きくタイムをロスする。通常のラウンドでもスコアをロスしやすいので徹底的に避ける(×)この状況では左手前のグリーンエッジ狙い。グリーンに届かなくても次のアプローチがやさしく打てるので大叩きしにくい

グリーンやピンを狙うショットはオーバーが禁物。スコアメイクが難しくなり、タイムもロスしてしまうからです。バンカーを避けながら手前から攻めていきますが、この思考は通常プレーにも当てはまると思います。

手前のグリーンエッジまでの距離を見て、使うクラブとターゲットを決めますが、たとえばピンまで135ヤードで手前のグリーンエッジまでは125ヤードの場合。私の8番アイアンでのフルショットではオーバーする危険がある。番手を下げてのPWでは無理をしないと届かない。そのため8番の飛距離を20ヤード減させてグリーンエッジの近くへと運ぶ作戦を立てますが、20ヤード減を打つにはフォローのスピードを少し落とすのがコツ。これは、番手間の飛距離を調整するのに役立つはずです。

「振り抜きスピード」の変化で飛距離を調整

どの番手、何ヤード打つときも、アドレスとバックスイングは一緒。

キャリーを20ヤード減させるときは、フォローのスピードをフルショットよりも少し落とす。結果的にフィニッシュがコンパクトになる。

グリーンに向かいながら周囲を観察

スピードゴルフでは、走りながら風向きを見たりグリーン周りの状況をチェックしているが、これは通常プレーでも同じ。歩きながら確認しよう。

グリーンに上がる前に傾斜を見る

グリーンの近くまで来たら、ボールの場所やピンの位置だけでなくグリーンの全体の傾斜も見ておく習慣をつけよう。

いかがでしたか? グリーンを狙うときの決断方法をぜひ参考にしてください!

レッスン=松井 丈
●まつい・じょう/1974年生まれ、東京都出身。2004年プロ入会。JPGA公認A級インストラクター。東京・渋谷区の「ツーサムゴルフスタジオ」を主催。多くのゴルファーをレッスンする一方でスピードゴルフの普及にも務める。

構成=三代 崇
写真=相田克己
協力=新武蔵丘ゴルフコース

元記事で読む
の記事をもっとみる