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最近ツヤが戻らない…髪がパサつき始めた大人世代に共通する「原因」とは

  • 2025.12.12

お出かけ前の朝、ふと気になった髪のパサつき。「以前はもう少しツヤがあった気がするのに…」そんな変化を感じ始めるのが大人世代の特徴です。実は、髪の“ツヤ不足”にはいくつかの共通する理由があります。そこで今回は、大人髪に起きやすい変化の正体と、今日から取り入れられる改善習慣を紹介します。

髪の内部が乾きやすくなるとツヤは一気に失われる

年齢を重ねると、髪の内部にある水分や脂質が少しずつ減り、乾燥しやすい状態になります。内部のうるおいが失われるとキューティクルがめくれやすくなり、光を均一に反射できなくなるため、ツヤが出にくくなります。

最近ツヤが戻らない…髪がパサつき始めた大人世代に共通する「原因」とは

さらに、長年続けてきたカラーリングや紫外線ダメージの蓄積も、毛先のパサつきや広がりの原因に。毛先ほどスカスカとした質感になりやすいため、触ると“ざらつき”を感じることもあります。こうした「内部環境の変化が大人髪のツヤ低下につながっていく」のです。

乾かし方のクセが髪の老け見えを進めることも

忙しい日ほど、つい高温のドライヤーで一気に乾かしてしまうことがあります。しかし、熱を近距離で当て続けるとキューティクルが傷つき、髪表面がガサつきやすくなります。

「根元から乾かし始め、毛先は熱を弱めて仕上げる」のがポイント。最後に冷風を当てるだけで表面が整い、仕上がりのツヤが変わります。乾かし方を少し変えるだけで老け見えを防げるのは、大人世代こそ知っておきたいポイントです。

毎日の“摩擦習慣”がじわじわとツヤを奪っていく

タオルでゴシゴシ拭く、濡れた髪をそのまま放置する、硬いブラシで強くとかす…。思い当たることがある人も多いのではないでしょうか。髪は濡れているときほど傷つきやすく、摩擦によってキューティクルがはがれやすくなります。

タオルは押さえるように水分をとること、寝具は摩擦を減らす素材を選ぶこと、そして濡れたまま放置しないこと。どれも大きな手間はかかりませんが、「摩擦を意識的に避けること」でツヤ感に確かな差が生まれます。

小さな習慣の積み重ねこそ、ツヤ髪を取り戻す近道

ツヤがある髪は、それだけで表情まで明るく見せてくれます。“パサつきが気になり始めたとき”がケアの始めどき。今日できることから習慣にして、大人世代ならではの上品なツヤを取り戻していきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部>

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