1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「突然死のリスクも…」駅の階段で意識を失い判明した命に関わる不調の正体【体験談】

「突然死のリスクも…」駅の階段で意識を失い判明した命に関わる不調の正体【体験談】

  • 2025.12.12

「年齢のせいだろう」と思っていた体の不調が、実は命に関わる病気のサインだった――。これは、私が50代で経験した忘れられない出来事です。

「年齢のせい」と決めつけていた日々

もともと立ちくらみを起こしやすく、少し動いただけでも疲れやすい体質だと思っていました。50代になってからは息切れがひどくなり、階段を上がるだけで動悸がすることも増えていきました。

それでも、「年齢のせい」「鉄分が足りないだけ」と思い込み、サプリを飲んで様子を見るだけの日々。深刻に受け止めることはありませんでした。

駅で倒れて救急搬送

ある日、通勤途中に駅の階段を上がっている最中、突然目の前が暗くなり、そのまま意識を失いました。気がついたときには病院のベッドの上。医師から「大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう:心臓の左心室と大動脈の間にある大動脈弁が狭くなる病気)」という診断を受けました。

心臓の弁が狭くなって血流が妨げられる病気で、「もう少し気づくのが遅かったら、突然死のリスクもあった」と言われ、全身が震えました。

重大な病気のサインであることも

幸い、手術で人工弁に置き換えることができ、リハビリを経て今では普通の生活に戻れています。

今振り返ると、あのとき自分の体の異変を“年齢のせい”と片づけていたことが怖くてなりません。疲れや動悸、立ちくらみといった症状も、時には重大な病気のサインであることを身をもって知りました。

まとめ

この経験を通して、「少しおかしい」と感じたときにすぐ受診することの大切さを痛感しました。これからは体の声に正直に向き合い、健康な日々を大切にしたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:村田公子/50代女性・パート。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


シニアカレンダー編集部

「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!


監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる