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松島輝空とフルゲーム激闘の世界1位・王楚欽は「敗北寸前だった」 王者が認めた18歳のポテンシャル「前半は何もできなかった」【WTTファイナルズ香港】

  • 2025.12.11
松島輝空(C)WTT
SPREAD : 松島輝空(C)WTT

卓球の「WTTファイナルズ香港2025」は10日、男子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング8位の松島輝空(木下グループ)は、同1位の王楚欽(中国)と対戦。ゲームカウント3-4で敗れ、準々決勝進出はならなかった。
敗れはしたものの、世界王者をあと一歩まで追い詰めた松島の健闘には、WTT公式サイトも注目しており、試合後の王楚欽のコメントも紹介されている。

■序盤は支配も、勝負を分けた第5G

自身初となるシングルスでのファイナルズ出場を果たした松島。対するは、今年の世界卓球を制した現・世界王者の王楚欽だったが、序盤から主導権を握ったのは松島だった。ラリー勝負では互角以上の展開を繰り広げ、フォアハンドやサービスから得点を重ねるなど、ゲームカウント3-1とリードを広げ、勝利に王手をかけた。
しかし、第5ゲームで9-6とリードしながら逆転を許すと、流れが一変。王楚欽は松島の返球に冷静に対応し、要所でチキータやフォアハンドを決めるなど、連続で3ゲームを奪取。最終的にはフルゲームの末に逆転勝ちを収めた。

松島輝空(C)WTT

WTTの公式サイトはこの一戦を「松島が3-1とリードした時点で、王は敗北寸前だった」と伝えつつ、「会場の数千人の声援を受けた25歳の王は、粘り強さと強い意志を示した」と報じ、逆転劇を生んだメンタルの強さに注目した。
試合後、王楚欽は「勝てたのは偶然だった。松島選手のプレーは本当に素晴らしく、正直に言えば、前半は自分にできることがほとんどなかった」と松島を称賛。「第5ゲームを取れたことが勝敗を分けた」と語り、試合の鍵となった中盤の攻防を勝因に挙げた。
準々決勝進出をあと一歩で逃したものの、今季、松島はWTTチャンピオンズで初優勝を果たし、世界ランキングトップ10入りも果たした。張本智和(トヨタ自動車)に続く存在に台頭した18歳の今後には注目が集まっていく。

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