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メットガラ2026の共同ホストが発表!ビヨンセ、ニコール・キッドマン、ビーナス・ウィリアムズが大役を務める

  • 2025.12.11

「Costume Art」と題されたメトロポリタン美術館の特別展を祝して開催されるメットガラ(MET GALA)2026の共同ホストが発表された。来春はエンターテインメント、スポーツ、そしてファッション界を代表してビヨンセニコール・キッドマンとビーナス・ウィリアムズがアナ・ウィンターとともにこの大役を務める。

ビヨンセにとっては10年ぶりのメットガラだ。彼女が最後に出席したのは2016年に行われた「Manus × Machina (職人の手仕事と機械 テクノロジー時代のファッション)」をテーマにした会で、ジバンシィGIVENCHY)によるオートクチュールのルックを纏い登場した。一方、キッドマンとウィリアムズは、今年5月の「Superfine: Tailoring Black Style(華麗なるブラック・スタイル)」と銘打たれたガラを含め、定期的に参加してきた。(なお、キッドマンはこの会でバレンシアガBALENCIAGA)が手がけたヴィンテージ風のガウンを着用し、ウィリアムズはラコステLACOSTE)によるカスタムのテニススカート、ポロシャツ、ケープに身を包んだ)。

メットガラ2025でのニコール・キッドマン。
The 2025 Met Gala Celebrating "Superfine: Tailoring Black Style" - Arrivalsメットガラ2025でのニコール・キッドマン。
メットガラ2016でのビヨンセ。
"Manus x Machina: Fashion In An Age Of Technology" Costume Institute Gala - Outside Arrivalsメットガラ2016でのビヨンセ。
メットガラ2025でのビーナス・ウィリアムズ。
The 2025 Met Gala Celebrating "Superfine: Tailoring Black Style" - Arrivalsメットガラ2025でのビーナス・ウィリアムズ。

そして、今回発表されたのは共同ホストだけではない。アンソニー・ヴァカレロゾーイ・クラヴィッツが2026年メットガラ・ホスト委員会の共同委員長を務め、ほかにもサブリナ・カーペンタードージャ・キャットグウェンドリン・クリスティーアレックス・コンサーニ、ミスティ・コープランド、エリザベス・デビッキレナ・ダナムパロマ・エルセッサーリサ、クロエ・マル、サム・スミステヤナ・テイラーローレン・ワッサー、アナ・ウェイヤント、エイジャ・ウィルソン、イズールトがメンバーに名を連ねる(追加のホスト委員会メンバーは後日発表予定)。

アンドリュー・ボルトンのキュレーションによる特別展「Costume Art」は、衣服とそれを纏う身体の関係を探求する。今回の展覧会は“裸体”、“妊娠した身体”、“老いた身体”など、さまざま“身体”をテーマにした複数のカテゴリーに沿って構成されており、メトロポリタン美術館の膨大なコレクションに含まれる衣服や美術品、コスチューム・インスティテュートが所有する歴史的価値の高いピースや現代作品が展示される。また、メトロポリタン美術館のグレートホールに隣接する新常設ギャラリー「Condé M. Nast Galleries」で開催される初の展覧会となり、約12,000平方フィートの広さを誇る新しいギャラリーの開設を祝う、記念すべき展覧会だ。

「美術館の中で、衣服を纏った身体がいかに中心的な存在であるかに焦点を当て、身体の芸術的表現と身体芸術としてのファッションを結びつけたかったのです」と、ボルトンはリリースで述べている。「ファッションは視覚的な魅力を優先し、服を着る身体そのものをおざなりにすることが多いです。一方、『Costume Art』はファッションの物質性、そして私たちの身体と私たちが身につける衣服との間の切っても切れない関係を前面に押し出します」

年に一度開催されるメットガラはメトロポリタン美術館の主な活動資金源のひとつであり、その収益はコスチューム・インスティテュートの展覧会、出版物、作品収集、運営に役立てられている。「Costume Art」展の会期は 2026年5月10日(日)〜2027年1月10日(日)。メットガラのドレスコードは後日発表される。

Text: Christian Allaire Adaptation: Anzu Kawano

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