塩貝健人がNECで控えなら借してくれ！？「トップクラスの補強」を希望するオランダ1部最下位監督が名指し

小川航基、佐野航大、塩貝健人も所属するNECは、オランダ1部リーグで現在3位と好調だ。

ここまでの14試合でリーグ2位となる36得点を奪うなど攻撃力が売り。

そのなかで、今シーズン、テルスターからNECに加入したFWユセフ・エルカーハティは、ここまで2ゴールを記録しているが、10月末に手首の負傷のために長期離脱を余儀なくされた。

彼の古巣であるテルスターは現在最下位に低迷中。そうしたなか、テルスターのアンソニー・コレイア監督は、『ESPN』でこんな話をしていたそう。

「（冬の移籍市場で）必ずしもストライカーを探す必要はないが、トップレベルのクオリティを持つ選手が必要。

（エルカーハティの復帰は）いつでも歓迎だ。塩貝健人のレンタル移籍も可能さ。

エルカーハティはいつでも歓迎する。彼は素晴らしい選手だし、このクラブにフィットする。

もし、テクニカルディレクターから『彼をレンタル移籍させたいか』と聞かれたら、もちろん『イエス』と答える。それはまったく当たり前のことだが、今のところは全く検討していない」

エルカーハティを復帰させたいとしつつ、現実的ではないとも述べていたようだ。

また、塩貝についても言及していた。慶應大学ソッカー部出身の塩貝は、NECで2年目を迎えた20歳の快速FWで、今シーズンは途中出場から5ゴールを記録している。

塩貝は現時点でNECでは控えとなっているため、コレイア監督は、借りられるのなら借りたいという意味合いで触れたようだ。「トップレベルのクオリティを持つ選手」として認めたともいえるだろうか。

筆者：井上大輔（編集部）