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「久しぶりに良いドラマに出会えた」“圧巻の完成度”に視聴者釘付け…リアリティが光る名作

  • 2025.12.23

脚本家の完全オリジナルストーリーで視聴者を釘付けにしているドラマがあることをご存知でしょうか。今回は、そんな「釘付けになってしまう2025年ドラマ」をご紹介します。本記事では、2025年放送のドラマ『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

あらすじ

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「第15回ベストマザー賞」授賞式に出席した仲間由紀恵(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2025年10月9日〜12月18日
  • 出演者:北村有起哉、小野花梨、石井杏奈、小瀧望、近藤華、阿川佐和子、草刈正雄、仲間由紀恵ほか

三階建てのレトロマンション『たそがれステイツ』に暮らす三家族の物語です。主人公の小倉渉(北村有起哉)と妻のあん(仲間由紀恵)は、2人の子どもを持つ夫婦ですが、19年前に「子どもが20歳になったら離婚する」という約束を交わしていました。

マイペースで涙もろい夫・渉と、家族を最優先に生きてきた妻・あん。そして消防士として働く長男の順(小瀧望)と、間もなく20歳の誕生日を迎える長女のゆず(近藤華)。4人の家族がマンションに住む他の家族たちとの交流を通じて、少しずつ揺らいでいく様子や人生模様を温かく描いた作品です。

脚本はドラマ『最後から二番目の恋』シリーズなどを手がけた岡田惠和さんが担当し、完全オリジナルストーリーとして視聴者の心に響く物語を紡ぎました。

自然体で描かれる同性カップルが新鮮と話題に

家族一人ひとりのこころを繊細に描いたホームコメディードラマ『小さい頃は、神様がいて』。本作で特に注目を集めているのが、同性カップルの描写です。マンションの2階に住む樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)は、女性同士の恋人として登場します。この2人の関係は、特別視されることなく物語に自然に溶け込んでおり、その描き方が多くの視聴者から新鮮だと評価されています。Xでは「同性カップルの解像度が高い」「台詞に岡田脚本を感じた」といった反応が見られました。

第1話のTVer再生数は200万回を突破し、放送後すぐに関連ワードがトレンド入りするほどの反響となりました。同性カップルを取り巻く現実的な課題や、周囲との関係性を丁寧に描く姿勢が、視聴者の心を掴んでいます。

岡田惠和脚本のリアルな描写に称賛殺到

本作が称賛を集めている最大の理由は、岡田惠和さんによる脚本の秀逸さです。家族の日常会話の中に垣間見える本音や、キャラクター一人ひとりの内面が丁寧に描かれており、視聴者は登場人物に深く共感できる仕組みになっています。

Xでは「ほんと良い作品」「久しぶりに良いドラマに出会えた」という声もあり、岡田さんならではのリアリティある会話劇が高く評価されています。

さらに「岡田惠和脚本作品で涙した経験は数知れない」というファンの声も寄せられており、これまでの作品群で培われた信頼が本作でも発揮されていることがわかります。ホームコメディでありながら、深いテーマを扱う岡田脚本の魅力が、視聴者を釘付けにしています。

仲間由紀恵さんの母親役が絶賛の嵐

本作で妻・あん役を演じる仲間由紀恵さんの演技にも、称賛の声が集まっています。家族を最優先に生きてきた母親の複雑な感情を、繊細に表現している姿が視聴者の心を打っています。

特に子どもたちに対する愛情と、自分自身の人生との間で揺れ動く母親の姿が、多くの視聴者の共感を呼んでいます。

「なんて温かい家族」というコメントも見られ、仲間さんの演技が物語に深みを与えていることがわかります。12年ぶりに北村有起哉さんと共演した仲間さんの存在感が、作品全体の完成度を高めています。

視聴者を釘付けにする名作

ドラマ『小さい頃は、神様がいて』は、家族の絆と個人の人生という普遍的なテーマを、現代的な視点で丁寧に描いた作品です。同性カップルを自然体で描く先進性、岡田惠和さんによる本音が飛び交うリアルな脚本、そして仲間由紀恵さんをはじめとする豪華キャストの好演が三位一体となり、視聴者を釘付けにしました。第1話のTVer再生数200万回突破という数字が示す通り、本作は多くの人々の心に響く物語として支持されています。


※執筆時点の情報です