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「専業主婦なんて絶滅危惧種」“攻めたセリフ”に視聴者騒然…「世界中の人に観てほしい」称賛殺到の至高ドラマ

  • 2025.12.23

物語の空気を一瞬にして凍りつかせたり、見る者の胸を鋭くえぐったりするような、たった一言のセリフ。ドラマの世界では、登場人物が放つ魂の叫びや、予想だにしない告白が、その後の展開を大きく決定づける瞬間がこれまでも数多く描かれてきました。今回は、そんな““衝撃のひと言”が印象に残るドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第5弾として、2025年放送のドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

““衝撃のひと言”が印象に残るドラマ”『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』

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「青の洞窟SHIBUYA」点灯式に出席した多部未華子(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)
  • 放送期間:2025年4月1日~6月3日

あらすじ

朱野帰子さんの小説『対岸の家事』を原作に、TBS系列で放送された実写ドラマ。

専業主婦の村上詩穂(多部未華子)は、居酒屋の店長として働く夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)と娘の苺(永井花奈)と共に穏やかに暮らしています。詩穂は過去のある経験から「自分は2つのことを同時にできない」と感じて専業主婦の道を選びましたが、社会との接点が希薄な毎日に一抹の寂しさを覚えていました。

ある日、子育て支援センターを訪れた詩穂は、仕事と育児の両立に情熱を燃やす長野礼子(江口のりこ)と出会います。当初は気さくだった礼子ですが、詩穂が専業主婦だと知るやいなや態度を一変させ、「絶滅危惧種」扱いして見下します。さらに悪いことに、その礼子がマンションの隣室に引っ越してくることになり、逃げ場のない気まずいご近所生活が始まることに。

そこへ、完璧な育児計画を掲げる育休中の父親・中谷達也(ディーン・フジオカ)など、さまざまな事情を抱えながら家事や仕事に奮闘する人々が次々と現れます。自分とは無縁だと思っていた“対岸”にいる人々との出会いを通じて、詩穂の日常は大きく動き出していくのでした―。

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』の見どころ ※ネタバレあり

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』は、現代社会における家事や生き方の問題を掘り下げ、視聴者の心に深く刺さる名作として評価されています。その物語の質の高さは、ドラマだけで完結せず、より深く世界観を知りたいと「ドラマが好きすぎて原作も買った」というファンを生み出したほどです。また、単なる日常ドラマにとどまらない社会派なテーマ性に対し、SNSでは「世界中の人に観て欲しい」「本当に奥深いドラマ」といった称賛の言葉が寄せられ、多くの人々の共感を呼んでいます。

本作の魅力を決定づけているのが、主演を務める多部未華子さんの卓越した表現力です。多部さんの持つ透明感と芯の強さは役柄に見事にマッチしており、SNSではその一挙手一投足に「演技が好きすぎる」「声も演技も文句なし」と魅了された視聴者からの熱いコメントが相次ぎました。視覚だけでなく聴覚でも視聴者を惹きつける多部さんのパフォーマンスが、ドラマの感動をより一層深めています。

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』で視聴者を驚愕させたひと言

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』で大きな話題となったのが、第1話で江口のりこさん演じる働くママ・礼子が放った「専業主婦なんて絶滅危惧種だよね、時流に乗り遅れちゃったんじゃない」という衝撃的なひと言。バリバリのキャリアウーマンである礼子が、専業主婦の主人公・詩穂に対して言い放った自分とは異なる生き方を見下すような鋭い発言は、2人の間に決定的な亀裂を生み、互いに目も合わせない冷戦状態の引き金となりました。

一方、ドラマ冒頭で主人公がこぼした「専業主婦の一日は独り言でできている」というセリフも、そのリアルな描写が視聴者の心を掴みました。誰にも声を聞いてもらえない主婦の孤独感を端的に表現したこの言葉に、SNSでは「思ったことあることばかりで見ててしんどい」といった共感の悲鳴や、「セリフに毎回ドキッとしちゃう」と自身の日常と重ねてハッとする視聴者の感想が寄せられました。

ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“共感必至の人生応援ドラマ”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です