1. トップ
  2. 「映画館に10回は観に行った」「30回観た」“10回以上のリピート”相次ぐアニメ映画…「文句なしの完成度」大熱狂生んだ一作

「映画館に10回は観に行った」「30回観た」“10回以上のリピート”相次ぐアニメ映画…「文句なしの完成度」大熱狂生んだ一作

  • 2025.12.15

脳裏に焼き付いて離れない衝撃的な展開や、いつまでも心に残る深い余韻。アニメの世界では、圧倒的な映像美や魂を揺さぶるストーリーによって、観る者の記憶に強烈な爪痕を残す作品が、数多く生み出されてきました。今回は、そんな“一度観たら忘れられないアニメ作品”5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2014年公開の映画『アナと雪の女王』(ディズニー)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“一度観たら忘れられないアニメ作品”映画『アナと雪の女王』

undefined
※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):映画『アナと雪の女王』(ディズニー)
  • 公開日:2014年3月14日

あらすじ

触れたものを凍らせてしまう秘密の力を持つアレンデール王国の王女・エルサ(CV:松たか子)は、幼い頃にその力で妹のアナ(CV:故・神田沙也加さん)を傷つけてしまったことを深く悔やみ、城の部屋に閉じこもって誰とも関わらずに生きてきました。

やがて成長し、亡き両親に代わって女王の座に就くことになったエルサ。しかし、戴冠式で人々の前に姿を現した際、ふとしたきっかけで力を暴走させ、王国全体を永遠の冬に変えてしまいます。自身の力を恐れて雪山へと逃げ込んだエルサは、そこで初めて抑圧から解放され、ありのままの自分でいられることに自由と喜びを見出します。

一方、愛する姉と王国を救うため、アナは山男のクリストフ(CV:原慎一郎)や相棒のトナカイ・スヴェン、そして夏に憧れる不思議な雪だるまのオラフ(CV:ピエール瀧)と共に、エルサが潜む雪山の奥深くへと旅に出ます―。

映画『アナと雪の女王』の見どころ ※ネタバレあり

ディズニー映画『アナと雪の女王』は、公開されるやいなや社会現象を巻き起こし、その人気は一過性のブームにとどまらない熱狂的な支持を集めました。運命に引き裂かれた姉妹の愛を描いた物語は多くの観客の心を掴み、SNSでは「映画館に10回は観に行った」というリピーターからの声が上がっており、なかには「30回観た」と語る熱烈なファンも珍しくありません。子どもから大人まで、何度観ても色褪せない感動を与える作品として愛され続けています。

そんな本作を語るうえで欠かせないのが、雪と氷の世界を表現した圧倒的な映像美です。エルサが魔法を放つシーンのきらめきやスケール感は圧巻の一言。また、曲「レット・イット・ゴー~ありのままで~」や「生まれてはじめて」など、幻想的な世界を彩る名曲の数々も魅力のひとつです。SNSでは「美しくて歌も素敵」「鳥肌が立つほど映像が綺麗」「文句なしの完成度」という絶賛のコメントが相次ぎ、視覚と聴覚の両方で観客を魅了する極上のミュージカルエンターテインメントとなっています。

社会現象になるほどの記録的ヒット!シリーズ3作目も公開予定

ハンス・クリスチャン・アンデルセンさんの傑作童話『雪の女王』に着想を得て制作された映画『アナと雪の女王』。ジェニファー・リーさんがディズニー長編アニメ53作目にして“初”の女性監督を務め、運命に引き裂かれた王家の姉妹と“真実の愛”を描いたテーマ性が人気を呼びました。世界中で驚異的なヒットを記録し、世界興行収入は1279億円を超え、日本国内でも興行収入255億円という驚異的な数字を記録しています。

また、商業的な成功だけでなく、“第86回アカデミー賞”ではディズニー・アニメーション・スタジオ製作の長編アニメ史上“初”となる長編アニメーション賞を受賞。歌曲賞とのダブル受賞を果たし、芸術的な価値も証明された歴史的な一作です。2019年には続編となる映画『アナと雪の女王2』が公開され、2027年にはファン待望の3作目となる映画『アナと雪の女王3』が公開予定。世界中を魅了したエルサとアナの物語が、次はどのような展開を見せるのか、今から期待が高まります。

映画『アナと雪の女王』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“姉妹の絆と感動の物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です