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「開始10分で傑作を確信した」初回放送から“熱狂生んだ”至高ドラマ…「間違いなく最高傑作」称賛殺到する“圧巻の完成度”

  • 2025.12.13

緻密に作り込まれたセットや、息をのむような映像美によって構築される“圧巻の世界観”。現在放送中(2025年12月13日現在)のドラマにおいても、現実を忘れさせるほどの没入感や、独特の空気感で視聴者を物語の深淵へと引き込む作品が、大きな話題を呼んでいます。今回は、そんな“圧巻の世界観で魅せる2025年ドラマ”5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2025年放送のドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“圧巻の世界観で魅せる2025年ドラマ”『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』

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映画「劇場版『鬼平犯科帳 血闘』」公開記念舞台あいさつに登壇した中村ゆり(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』(フジテレビ系)
  • 放送期間:2025年10月13日~

あらすじ

5年前に妻を亡くした鳥飼樹(草彅剛)は、男手ひとつで小学1年生の息子を育てるシングルファーザー。彼は、磯部豊春(中村雅俊)が社長を務める『Heaven’s messenger』に勤務し、新入社員の久米ゆずは(八木莉可子)らと共に遺品整理人として、故人が遺品に託した想いを遺族へとつなぐ仕事をしています。

一方、絵本作家の御厨真琴(中村ゆり)は、夫であり大企業の御曹司・利人(要潤)との冷え切った夫婦関係に心をすり減らしていました。多忙な利人は家庭を顧みず、真琴が義母から受ける心ない言葉も見て見ぬふりを続けていたのです。

そんななか、鳥飼は生前整理の見積もりを行うため、清掃員として働く鮎川こはる(風吹ジュン)の自宅を訪れます。実は余命3か月の宣告を受けていたこはるですが、鳥飼が部屋を確認している最中に、事情を知らない娘の真琴が帰宅し、物語は大きく動き出します―。

ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』の見どころ ※ネタバレあり

2025年放送のドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』は、人生の終幕と遺された人々の再生をテーマに、静かな感動を呼ぶ傑作として高く評価されています。登場人物たちの心のひだを丁寧にすくい取った脚本は秀逸で、SNSでは「愛と家族の形を見つめる感動作」という称賛の声や、切なくも温かい物語に「開始10分で傑作を確信した」「1話だけで傑作決定」「間違いなく最高傑作」「人の優しさと別れが沁みる」「毎回涙腺が緩む」と、初回放送から熱い支持が多く寄せられました。その繊細な心理描写は観る者の感情を確かに揺さぶり、ハンカチなしでは見られないドラマとして深い共感を呼んでいます。

そんな本作の世界観を支えているのが、主演・草彅剛さんの圧倒的な表現力です。大ヒットを記録した映画『ミッドナイトスワン』でも見せたような、言葉にできない悲しみや慈しみを、佇まいだけで表現するその演技力は本作でも健在。SNSでは「演技の深みがすごい」「すごい引き込まれる」といった驚嘆する声が上がりました。草彅さんの役柄そのものが乗り移ったかのような存在感のある演技は、物語の重厚さを何倍にも高めています。

中村ゆりの繊細な演技を視聴者絶賛「柔らかい演技が好き」

ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』では、草彅剛さんや中村雅俊さんら演技派俳優陣による見ごたえのある演技が楽しめます。そのなかでも、御厨家の次期社長夫人でありながら、家庭内に居場所を見つけられずに孤独を深めていく女性・御厨真琴を演じた中村ゆりさんの演技が高い評価を得ています。

御厨真琴は、貧しい家庭から名家に嫁ぎ、価値観のズレや夫との不和、そして後継ぎへのプレッシャーに悩みながらも、別の男性に惹かれていくというキャラクター。そんな難しい役柄の真琴を繊細に演じている中村ゆりさんに対し、SNSでは「柔らかい演技が好き」「中村ゆりは至高」、さらには「美人過ぎ」といった絶賛の声が続出。中村ゆりさんが醸し出す独特の透明感と品のある演技が、切ない物語の世界観に説得力を与え、見る者を強く引き込みました。

ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“涙と再生の物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です