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「ダントツ1位」「NHKの最高傑作」29年の時を経ても“1番好き”と称される伝説ドラマ…視聴者を唸らせた“圧巻の完成度”

  • 2025.12.13

時が経っても、その輝きを失わないドラマが存在します。それは、人間の本質や時代背景を鋭く描き出し、私たちの心に深い感動と問いかけを残す「名作」です。時に人生の機微を静かに、時に社会の矛盾を情熱的に映し出す物語は、観る者の心にそっと寄り添い、そして深く考えさせます。

そこで今回は、時代を超えて愛され続け、“記憶に深く刻まれた傑作ドラマ”5選をセレクトしました。本記事でご紹介するのは、連続テレビ小説『ひまわり』です。主人公・のぞみが出会いと別れを繰り返しながら、自分らしい生き方を模索していく姿は、時代を越えて深い共感を呼びます。前向きに歩き続けるひまわりのような物語が、観る人の背中をそっと押してくれる一作です。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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松嶋菜々子(1997年頃)(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):連続テレビ小説『ひまわり』(NHK総合)
  • 放送期間:1996年4月1日〜10月5日
  • 出演:松嶋菜々子、上川隆也 ほか

東京で暮らすヒロイン・南田のぞみ(松嶋菜々子)は、会社をリストラされてしまいます。弟の起こした事件に対応した弁護士の姿に感銘を受け、弁護士を目指すことに。難関の司法書士試験や一筋縄ではいかない司法修習など、さまざまな困難に対峙しながらも、前向きにチャレンジしていくのぞみ。悩みながらも、さまざまな人との出会いを通して自分らしい生き方を見つけようともがく姿を描いた名作です。

当時23歳でヒロインに抜擢!松嶋菜々子さんのブレイクのきっかけに

連続テレビ小説『ひまわり』は、第54作目の朝の連続テレビ小説です。この作品の魅力は、主人公・のぞみの明るさとひたむきさが、日常のささやかな出来事を“人生の一歩”へと変えていく点にあります。

主演を演じた松嶋菜々子さんは当時23歳。本作への出演をきっかけにブレイクし、ドラマ『GTO』やドラマ『やまとなでしこ』、ドラマ『魔女の条件』など、平成を象徴するドラマの主演を演じることとなりました。松嶋菜々子さん演じるのぞみの姿は、視聴者に爽やかな励ましを与えました。都会での生活や家族との関係を通して、自分らしさを模索するのぞみの姿が丁寧に描かれ、朝ドラらしい温度感と感動がたっぷり詰まった作品です。

朝ドラ『あんぱん』で再び朝ドラに…確かな演技力が話題に

今も活躍する松嶋菜々子さんの主演作ということもあり、SNSでは未だに話題にあがる本作。「元気をもらえる朝ドラ」「朝ドラ史上ダントツ1位」「NHKの最高傑作」「松嶋菜々子さんの初々しさが可愛い」といった好意的な声が多く見られます。「色あせない」「一気に観てしまった」とのコメントもあり、時代を越えて愛されていることが伝わってきます。のぞみの成長と前向きさが「自分の背中を押してくれた」と語る視聴者もいました。

また、2025年前期の連続テレビ小説『あんぱん』に出演し、主人公・柳井嵩(北村匠海)の母、登美子役を演じ、話題になりました。長いキャリアを通して積み重ねた演技力に「凄まじい演技力…」「この母役は松嶋菜々子さんにしかできない」と視聴者の心を再び掴んでいます。

まっすぐな主人公に勇気をもらえる名作朝ドラ『ひまわり』。まだ観たことがない、という方はぜひチェックしてみてくださいね。


※記事は執筆時点の情報です