社長「文句あるなら直接言えよ」部下が“裏アカで会社の実態”を暴露し社長ブチギレ…ありえない制度の連発に「大問題だな…」【マジクソかんぱにー】

もし、自分の働いてる会社に対する悪口が書かれたアカウントを見つけて、そのアカウントの主が同僚だったとしたら…あなたはどう思いますか？

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『ウラ垢（後編）』は、そんな「会社に対する裏アカウント」をテーマとしたドラマです。

【ウラ垢（後編）】#ショートドラマ

「お前だったんだな！」

バン！と机を叩き、社長は橋本にものすごい剣幕で言いました。

「え？なんのことですか？」と橋本は冷静に社長に問います。

「しらばっくれてんじゃねーよ！」と社長は声を荒げますが、「本当にわからないんですけどw」と橋本は飄々としています。

「これを見てもまだしらばっくれるのか？」

そう言って社長が橋本にスマホの画面を見せます。そこには会社の悪口が書かれた"噂の裏アカウント"が。

「あーそのアカウントの事ですねｗ」と橋本。

この口ぶりからすると、あの裏アカウントは橋本のものということでしょうか。だとしても、橋本は全く悪びれない様子ですね。

「こんな裏垢作って会社の悪口呟いてんじゃねーよ！文句あるなら直接言えよ！」

橋本の態度とは裏腹にどんどん温度感の高まっていく社長。裏アカウントを使ってコソコソ会社の悪口を言われていたことが許せないようです。

「あのアカウントって橋本さんだったんだね」

会議前に、橋本と一緒になって裏アカウントの噂話をしていた仁科と白石がヒソヒソと話しています。

「橋本さん、どうなっちゃうんだろ」

仁科は心配そうな表情で橋本と社長に目をやります。

「直接言ったところで、言い分聞いてくれるんですか？」

文句は直接言え、と言われた橋本は呆れたような口調で話し始めました。

「交通費は出ないし、残業代も出ない。これってやばいですよ」

橋本は会社の問題点を淡々と述べていきます。

「白石たちもそこで見てないで、思ってること社長に言ったら？」

そして、橋本は不意に白石と仁科にも声をかけたのです！

「白石たちはどうなんだ？」

社長も、白石と仁科に問いかけます。2人は橋本と社長のもとにやってきました。

「私も交通費や残業代が出ないのは納得できません！」

まず口を開いたのは白石です。

「私もそう思います！」と、仁科も続けて発言しました。

「社長、これが僕たち社員の意見です！変える気がないなら僕たち今日でやめるか、労基に報告します」

橋本は毅然とした態度で社長にそう言いました。

「悪かったよ」と、社長は3人に謝罪。

そして、「交通費や残業代もしっかり払うから、裏垢の投稿も退職するのもやめてくれ！」と言いました。

「わかってくれたならよかったです！裏垢は消しておきますね！」

社長の言葉を聞き、橋本はそう言ったのでした。

今回のお話では、裏アカウントの存在が社長にバレた橋本が、直接会社への不満を社長に伝えていました。裏アカウントで悪口を呟くのは良いことではありませんが、直接思っていることを上司に伝えるきっかけにはなりました。

YouTubeショートのコメント欄には「交通費も残業代も出していないのは大問題だな…」「社長、すぐ謝罪する素直さがあってよかった」などの声が寄せられていました。

社員が裏アカウントで呟くことがないような、風通しの良い職場で働きたいものですね。

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。