職場でイチャつく社長と部下→目撃した不機嫌な後輩をなだめる同僚…去り際に放った“本音”にスカッ！【マジクソかんぱにー】

職場にはそれぞれのルールがありますが、社内恋愛が許されている会社であっても、公私混同しすぎると周囲の反感を買ってしまうことも…。仕事中にイチャつくカップルを見て、ついイラッとしてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか？

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『癒着憎悪』では、そんな“職場での気の遣い方”をテーマに描かれています。

【ショートドラマ】癒着憎悪#ショートドラマ

「社内恋愛とかキモっ…」思わず嫌味を言ってしまう後輩

「社内恋愛とかキモっ…」

ボソッと呟く後輩・堀切。

ーー

社長室に向かっていると、室内には社長と恋人の女性社員が仲良く過ごしていました。

「これ美味しい〜」と社長にパンを食べさせ「おいしっ！」と満面の笑みを見せる社長。そして「バイバイ」とお互い手を振りながら、部屋を出ていく女性社員。

その途中で女性社員と堀切がぶつかり、書類が床に散らばります。2人で書類を拾い集めていると、堀切が嫌味っぽく声をかけました。

「いいですね、とーっても幸せそうで…」その言い方に、戸惑いを見せる女性社員。書類を拾い終えた堀切は、それ以上何も言わず社長のもとへ向かいます。

「社長、資料の確認お願いいたします！」

すると社長は呑気に資料を見ながら「めっちゃいいじゃん」と上機嫌に褒めるのでした。

休憩時間は何をしても自由？

「お疲れ様！」

女性社員が周囲より先に帰宅しようとすると、堀切が声をかけてきました。「やっぱり社長の彼女は違いますね〜！」

「何が…？」突然の皮肉に戸惑う女性社員。

堀切はさらに畳みかけます。「どうせ振られる仕事も少ないですし、求められるレベルも低いんですよね」「そんなことないよ…付き合ってるのは事実だけど贔屓されてるとは思わない」女性社員も負けじと言い返します。

「じゃあどうして職場でイチャイチャしてるんですか？」

「喋ってただけだよ…それに休憩時間で何しようと自由でしょ…？」

2人の言い合いは、ヒートアップし止まりません。

収まらない気持ち、隣りにいた男性社員は…？

「自由ですけど、周りの目は最低限考えましょうよ」

「それは…」堀切の言葉に言い返せず、口をつむぐ女性社員。

すると堀切は、まるで追い出すように手を外に向けて「じゃあ、お疲れ様でした！」と帰るよう促します。

何も言わず帰って行く女性社員と、わざとらしく手をふる堀切。

女性社員が去った後、隣で一部始終を見ていた男性社員が声をかけてきました。

「ちょっと言い過ぎじゃないか？」

しかし堀切は、まだ怒りが収まらない様子で反論します。「職場に恋愛を持ち込むのってキモいと思いません？」

なだめる同僚、しかし本音はーー？

「気持ちは分かるけど、それは本人達の自由だろ？」

男性社員は、堀切を落ち着かせようと声をかけます。「仕事に私情を持ち込んで、トラブルが起きたらどうするんですか？」

「まぁ別れたりしたら大変だよな、でもお互い好きで付き合ってんだから俺たちが気にすることじゃないんじゃない？」

男性社員は穏やかに諭すように話します。「でも…」それでも納得がいかない様子の堀切。

そこで男性は、ふっと笑顔を見せます。

「堀切はきっと仕事に対して真剣なんだろうな、だから遊んでるように見えちゃうんだろ？周りのことなんて気にすんなって」堀切は、頷きながら黙って聞いています。

「まぁ、俺たちは俺たちで頑張ろうぜって言いたいところだけど…」

これまで社長と女性社員を庇うような言い方をする男性社員でしたが不意に本音を漏らしました。

「マジでキモいよな」

そう言って、堀切に向かってニヤリと笑うのでした。

自分の行動を客観視してみることも大事！

社内恋愛が許されていても、その雰囲気を職場に持ち込むと周りも良い顔はしないでしょう。

TikTokのコメント欄にも「仕事は仕事。プライベートはプライベートで分けるべきだと思う。」といった意見が寄せられていました。

当人達は“イチャイチャしている”という自覚がないかもしれません。ですが、意外と周囲は注意深く見ています。無意識のうちに公私混同してしまうと、同僚にストレスを与える可能性も…。だからこそ、自分の行動を客観視して、気持ちよく仕事ができる職場作りを意識したいですね。

紹介作品

• 癒着憎悪

コンテンツ提供協力

• マジクソかんぱにー（YouTube／TikTok／Instagram）

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。