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社長「海外行くのが当たり前だろ」部下「でも」若手に価値観をゴリ押し…→先輩が放った“最後の一言”にスカッ【マジクソかんぱにー】

  • 2025.12.21

誰かに自分の価値観を強く押しつけられて、モヤモヤした経験はありませんか?「これが正しい」「こうすべきだ」と言われると、どんなに素晴らしい話でも聞く気がおきなくなるものですよね。

実体験をもとにしたショートドラマ『渡航僻説』は、そんな「押し付けがましい物言い」をテーマとしたドラマです。

【渡航僻説】みんな持ってないって..#ショートドラマ

海外経験は自己成長に不可欠!自分の考えを押し付ける社長

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@buzzdrama0617

「えっ!?23歳にもなってパスポート持ってないとか嘘だろ!」

ある日、社長が若手社員たちと雑談していると、驚きの事実が判明しました。なんと、梶原がパスポートを所持していないと言うのです。大人になったら海外へ行くのが当たり前だと考えていた社長としては、信じられない話でした。

「新実は持ってるよな?」

と、もう1人の若手社員にも尋ねてみますが、どうやら新実も持っていないようです。

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「はぁ…だから最近の若者は成長が遅ぇのか…」

大げさに嘆く部長に、新実が納得いかない表情で「関係あります?」と疑問を投げかけました。すると、社長は「あるだろ」と熱弁をふるい始めます。

他国の文化に触れれば視野が広がり、計画力や問題解決能力も身につく。海外経験は自己成長に不可欠だ…そう、社長は力説しました。

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そんな社長に、梶原は「でも、海外に行く時間もお金もないですし…」と現実的な理由を述べました。しかし、社長は「出たよ。海外拒む奴の典型的な言い訳。実際はビビってるだけだろ?」と乱暴に決めつけます。

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社長の決めつけに、新実は「日本人でパスポート持ってるのって6人に1人ぐらいですよ?つまり、社長の意見に共感する人は少数ってことです」と客観的なデータを用いて反論しました。

しかし、部下に言い返されたことで社長はさらにヒートアップ。日本のパスポートは世界最強であり、ビザなしで多くの国へ行けることは非常に恵まれていること、それに感謝できない人がいるのは悲しい…社長はそう2人に訴えかけます。

海外旅行経験者の白石が通りかかり…

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@buzzdrama0617

そこへ先輩社員の白石が通りかかりました。

社長が「海外行ったことあるよな?」と話しを振ると、白石は当たり前のように「ありますよ」と答えました。「海外に行くのは良い経験だと思うよな?」と重ねて聞くと、彼女は「日本がいかに恵まれてるか実感できますし、様々な文化に触れ合うことはいい経験ですからね」と同意しました。

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「ほらな!白石だってそう言ってるぞ!」

やっと仲間ができた!と感じた社長は大喜びです。

そんな社長と後輩たちを見て、白石は梶原と新実に向かって「今度みんなで行ってみる?」と笑顔で話しかけました。

白石の言葉に、社長も「それアリだな」とノリノリです。

白石の優しい言葉に、俄然乗り気になる後輩たち

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しかし、その後白石の口から飛び出したのは意外な言葉でした。

「あ、社長は誘ってないです…」

予想外のことに驚く社長に、白石は続けます。

「自分の価値観を押し付けるような人がいると、2人が楽しめないと思うので…」

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呆然とする社長を無視し、白石は後輩たちに向かって「興味があったら言ってね」と優しく笑いかけました。

すると、さっき社長と話していたときは海外旅行にまったく興味のなさそうだった2人が「え!行ってみたいです!」「自分も行きたいです!」と話に食いついてきました。

どうやら2人は、海外に行きたくないだけではなく、「海外旅行は素晴らしい」「海外旅行は行って当然」という価値観を押し付けられたくなかっただけのようです。

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「じゃ、今度行こっか!」と白石は後輩たちに言い、「これで社長にグチグチ言われなくて済むね!」と笑います。

楽しそうな3人の様子を見て、社長は「マジかよ…」と肩を落とすしかありませんでした。

「ゴリ押しは…」社長の物言いに嫌悪感

「海外へ行くのは当たり前」「海外経験がないから成長が遅い」と自分の考えを押し付ける社長の姿勢に対し、視聴者からも「ゴリ押しは…」と嫌悪感が寄せられていました。良い経験であっても、強制されれば一気に魅力を失ってしまう…そう考える方が少なくないようです。

一方で、白石の誘い方については「こんな先輩いたら惚れる」「こんな風に言われたらお金と時間を作ってでも行きたくなる」と好意的な声が目立ちました。何かに興味を持ってもらいたい場合は、相手の立場に立って寄り添うように言葉をかける方が効果的なのかもしれない…『渡航僻説』は、そんなことを考えるきっかけとなるお話でしたね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。