「ママなんて大っ嫌い！」娘の一言で家庭崩壊…「俺も嫌いになりそう」甘やかした父親が迎えた“末路”【しまうま劇場】

かわいい我が子のためなら、どんな願いも叶えてあげたくなりますよね。ですが、子供のためには“甘やかしすぎない”ことも同じくらい大切。それなのに、パートナーが子供を好き放題させてばかりいると、つい怒りが込み上げてくるのも当然です。あなたなら、そんな時どうしますか？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『ママ、大っ嫌い』では、家庭に潜むリアルな問題を丁寧に描いています。

【ママ、大っ嫌い】パパは娘に甘いってほんと？#ショートドラマ

「パパー」娘・愛莉が父親の腕に飛びつき、母親に向かって言いました。

「ママなんて、だいっきらい！」

その言葉を聞いた母親は、愛莉の肩を掴んで問いかけます。「何でそんなこと言うの！」

しかし、愛莉は母親の手を跳ね返し「だってママすぐ怒るもん！」と反発。

そこへ父親が笑顔で「明日もおやつ買いに行こっか」と声をかけると愛莉は嬉しそうに抱きつきます。

「うん、パパだーいすき」

お菓子の空袋がいくつも並ぶテーブル。

「ご飯前にお菓子食べさせないでって言ったでしょ！？」母親が声を荒らげます。しかし、父親は全く悪びれず、笑顔で一言。「だって、食べたいって言うから」

母親が真剣な表情で続けます。「愛莉、クラスで一番背が低いんだよ？」ところが父親は聞く耳を持たず「俺もそうだったから大丈夫」と軽く返しました。

その態度に、母親は不満そうに視線を落とします。

「うちの娘がご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」電話で謝罪する母親。

電話が終わって腰を下ろすと、ソファで寝転んだ父親がのんきに声をかけます。「どうしたの？」それに、母親が落ち込んだ様子で返しました。「愛莉がお友達蹴っちゃったんだって」

しかし、父親は「おー元気でいいじゃん！」とスマホをいじりながら笑います。

その無責任さに耐えかねた母親は、父親のスマホを取り上げ声を荒らげました。「もっと真剣に考えてよ！」

ダルそうに起き上がって「怒りすぎ」と言う父親。

さらに一言。「俺もママのこと嫌いになりそう」この言葉に母親の怒りはついに限界に。「もう出ていく、一回全部一人でやってみれば！」

そう言い残し、母親は家を出ていくのでした。

朝の支度をしている父親と愛莉。

すると、愛莉がハンカチを投げつけてきます。「パパのハンカチなんてもっていきたくない」

「愛莉のハンカチが見つからないんだから、しょうがないだろ？」父親は、落としたハンカチを拾います。

「やだ！探して」「あと朝ごはんは？」

愛莉の止まらないワガママに「今日ぐらい我慢して」と疲れた様子の父親。

けれども愛莉が止まらず「おなかすいた」と訴え続けると「朝の準備が終わってないの！」と少し口調が強くなります。

さらに「おなかすいた！」と繰り返す愛莉。

そのときーー

「ただいま〜」母親が帰ってきました。「ママかえってきた！」愛莉は喜び、母親に飛び付きます。「ママ、だ〜いすき」母親の顔を見つめる愛莉。

そしてーー

大好きだったはずの父親に向かい言い放ちます。「パパ、だいっきらい！」

「は？」いきなりの愛莉の言葉に驚く父親。「こんなに愛莉のために頑張ったのに？」愛莉に詰め寄る父親に、母親が静かに口を開きます。「私だって、好きで厳しくしてる訳じゃないんだよ」

ようやく母親の気持ちに気づいた父親は、素直に謝ります。「ごめん、辛い役回りさせて…」

母親はそっと首を振り、3人はこれから新たなスタートを切っていくのでしたーー。

YouTubeショートのコメント欄には「ママの気持ちよくわかる」「甘やかしすぎは良くないよね」といった共感の声が寄せられていました。

子供の言うままに自由にさせてしまうと、わがままな性格に育ってしまったり、親のありがたみに気付けなくなってしまうことも…。“甘やかすだけでは子供のためにならない”そのことを心に留めておきましょう。

『ママ、大っ嫌い』は、子供の成長にとって“必要な厳しさ”とは何かを考えさせてくれる、心に響く素晴らしい作品ですね。

チャンネル登録者数12.1万人（2025年12月5日現在）を誇るショートドラマクリエイター集団。日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを多数公開中です