娘を甘やかした直後、クローゼットから見知らぬ女性→突然告げられた“予想外の一言”に「どうすればいいの？」【しまうま劇場】

子供の育て方は、甘やかしすぎたり、厳しくしすぎたりと家庭によって違います。ですが、その育て方によって、どのような子に成長するかは大きくなってみないとわかりません。もし、未来の我が子が突然現れて「こんな育て方はしないで！」そう訴えてきたら、あなたはどうしますか…？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『普通が一番つらい』では、そんな子育ての難しさと親の葛藤が描かれています。

【普通が一番つらい】個性、協調性どっちを伸ばすべき？#ショートドラマ

20年後の愛莉(甘やかした場合)

バァンッ！突然クローゼットの扉が開き、出てきたのは見知らぬ女性。

それを見た父親と愛莉は叫びます。「「うわぁ！」」

すると、その女性は信じられない言葉を発します。

「私、20年後の愛莉。パパ、私のこと甘やかさないで！」なんと、現れたのは未来から来た“20年後の愛莉”だったのです。「え？！」父親は驚きで言葉を失います。

大人の愛莉は必死に訴え続けました。「5年で10回転職して、もうどこも雇ってくれないよ」

「パパ、この人誰？」と子供の愛莉が聞いてきたので、一瞬そちらに目を離すと、気付けば大人の愛莉の姿は消えていました。

“今のは一体…？”父親がそう考えていると「パパ、靴下履かせて〜」と甘えられます。

父親は先程の出来事を振り払うように「靴下履こうね！」と、優しく微笑むのでした。

20年後の愛莉(厳しくした場合)

父親と愛莉が洗面所で楽しく歯磨きをしているとーー

「うわぁ！」

愛莉がパジャマに水をこぼしてしまいました。そこに母親がやってきて「ちょっと何やってんのよ！？」と強い口調で叱ります。

「うぇーん」と父親に泣きつく愛莉。

その時ーー

ドォーン！

「何？！」リビングの方から、大きな音が響きます。3人は恐る恐るリビングへ向かい、足を踏み入れました。

するとーーそこにはロックな服装をした女性が立っていました。

「「「うわ！！」」」3人は驚きます。

「私、20年後の愛莉。ママは私に厳しくしないで！」その女性は、またしても20年後の愛莉だと言います。「えっ？」その言葉に戸惑いを隠せない母親。大人の愛莉は続けます。

「グレて家を出てデスメタルのバンドを結成したの」黙ってその話を聞く3人ーー。「でも全く売れずに引きニート！」

「えっ？」それを聞いて、父親と母親は顔を見合わせーー

「引きニート？！」同時に声を揃え叫ぶのでした。

ベストな育児方法とは…？

子供の愛莉の寝顔を見ながら父親と母親は、そっと話し始めます。

「厳しすぎるのもダメだし」

「甘やかしすぎるのもダメなんだな」

母親は、父親に言いました。

「愛莉にベストな方法を、一緒に考えよ」

「うん」父親が小さく頷きます。

その時ーー

「えーんえーん」どこかから、誰かの泣く声が。「誰か泣いてる？」と父親。

「分かんない…」そう言いつつも、母親はいやな予感を抱いていました…。

20年後の愛莉(普通に育てた場合)

ゆっくりとした足取りで、リビングに向かう2人。そこには、ソファーに座る女性がいました。

「「うわぁ！」」

そして、やはりその女性は言います。

「私、20年後の愛莉」またしても未来の愛莉。しかし、今回は目に涙を浮かべています。

「パパ、ママ、私を普通に育てるのやめて！」

「個性のない普通が、一番辛いんだよ！」

それを聞いた父親と母親は、思わず声を揃えて叫びます。

「「どうすればいいの？」」

子供にあった育児とは？夫婦で話し合い“わが家の方針”を決めることが大切

YouTubeのコメント欄には「時々厳しくして時々甘やかすのが良い」など、さまざまな意見が寄せられていました。

子供には、活発な子・慎重な子・のんびり屋など、いろんなタイプの子供がいます。親は子供の将来を思って導こうとしますが、それが本当に子供の望む幸せなのか、考えることも大切です。その子にとって何が生きやすさに繋がるのか…よく夫婦で話し合い方針を作ってみるといいでしょう。

『普通が一番つらい』は、そんな育児の難しさと大切な視点を、気付かせてくれる作品です。

紹介作品

• しまうま劇場Vol.94「普通が一番つらい」

コンテンツ提供協力

• しまうま劇場（YouTube）

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