「専業主婦が無駄遣いするな」「俺の稼いだ金」妻の“お金の使い方”を責める夫→娘の一言で言葉を失ったワケ【しまうま劇場】

結婚をして子どもが産まれると、将来の教育費や生活費など何かとお金がかかるようになります。だからこそ夫婦で協力して節約したいところですが、現実には「専業主婦なのに無駄遣いするな！」と責められ、肩身の狭い思いをしている妻も少なくありません。果たして、それは本当に家庭にとって良いことなのでしょうか…？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『娘が誕生日に欲しいもの』では、そんな家族のリアルなすれ違いが描かれています。

【娘が誕生日に欲しいもの】夫婦の力関係、なにで決まる？#ショートドラマ

父親へネクタイのプレゼント、しかし帰ってきた反応はーー？

ガタンッ！！！

夫へのプレゼントが入った箱が床に落ちました。「うわーん」それを見た娘・愛梨が泣きだします。

「1円も稼いでない専業主婦が無駄遣いすんなよ！」夫が声を荒らげます。「ごめん…」静かに謝る妻。パンダやうさぎのワッペンがついたネクタイを見ながら、夫が怒りました。「こんな変なネクタイ誰がつけるんだよ」

その言葉に「ちょっと」と妻が制止しようとするも「愛梨が選んだのに…」と落ち込む娘の声が…。

その言葉にハッとした夫は「ごめんごめん、大切に使うよ」そう言って、ようやく笑顔を向けるのでした。

夫婦でのランチの差

ある日、夫は領収書を手にして目を丸くしました。「ママ友とのランチで1,200円！？」

「ごめん！幼稚園の付き合いで」妻は手を合わせ謝ります。しかし夫はイライラした様子で「全部俺が稼いだお金なんだよ！俺なんて…カップ麺1個なのに！」と妻にカップ麺を突き出しながら言いました。

それを見た妻は、ただただビックリした表情を浮かべるのでした。

飲み会を我慢する夫、届いたラインの内容とは？

「契約おめでとう！」

夫が会社の屋上で休憩していると、後ろから上司に声をかけられました。「今日はお祝いで飲みに行くか？」誘われた夫は申し訳無さそうに「すいません…うち小遣い制で今月厳しくて…」と断ります。

すると、夫が巻いていたプレゼントのネクタイに触れながら「子どもの教育費でこれからお金かかるもんな…」と言う上司。「はい…」小さく返事をした瞬間、LINEが届きました。

上司に軽く頭を下げ画面を見ると、妻からのメッセージ。

“車擦っちゃった 修理費かかりそう…”

その文字を見た瞬間「あいつ！」と肩を震わせ怒りの声を漏らすのでした。

娘の一言で凍りつく夫婦…愛梨の欲しいものとは？

「愛梨だってこれから高校・大学に色々お金かかるんだぞ」帰宅した夫が、開口一番、怒りの声をあげました。

「ごめん…」妻が静かに謝りますが夫の勢いは止まりません。「それに、老後1人2000万円必要だって言うだろ！」

さらに「お前のせいで全然足りそうにないの分かってる？」そう言って妻を睨みました。

そこに「ねね！誕生日にほしいもの決めたよ！」と言いながら愛梨が寄ってきます。

夫は急に笑顔になり「前に言ってた、すみっコぐらしのホコリちゃんか？」と優しく尋ねました。

しかし、返ってきたのは予想外の言葉。「ううん、何もいらない！」

「えっ？」

愛梨が続けます。「だってお金使うとパパが怒るんだもん」夫は言葉に詰まりながら「いやっ、そういうわけじゃ…」

「愛梨はいつもニコニコしてるパパがほしい！」

その一言に、夫と妻も声を失うのでしたーーー。

温かい家庭を築くには“話し合いが大事”だと理解しておこう！

YouTubeショートのコメント欄には「夫は言い方が厳しすぎるし、妻の方はさすがにお金使いすぎー」などの声が寄せられていました。夫婦喧嘩はどの家庭でもよくあることで、なかでも“お金の問題”は大きく揉めるテーマ。だからこそ、お互いの不満や不安を「パートをしてほしい」「少し家事を手伝ってほしい」など具体的に話し合うことが大切。そして、何より子どもの前では安心できる笑顔でいたいものです。

『娘が誕生日に欲しいもの』は、そんな“夫婦の支え合いの大切さ”を気づかせてくれる作品です。

紹介作品

• しまうま劇場Vol.92「娘が誕生日に欲しいもの」

コンテンツ提出協力

• しまうま劇場（YouTube）

チャンネル登録者数12.1万人（2025年12月3日現在）を誇るショートドラマクリエイター集団。日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを多数公開中です。