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社長「AEDもってこい!」部下「嫌です」女性が倒れた職場で起きた“修羅場”に「自分も躊躇する」賛否が分かれたワケ【マジクソかんぱにー】

  • 2025.12.31

SNSでは度々、「女性に対してAEDを使うのを躊躇する」という男性の声や、「見知らぬ男性にAEDを使用されたくない」という女性の声が議論を呼んでいます。命を救うためにAEDを使うことが大切だと理解しつつも、世論を鑑みて「AEDを使用して、後で訴えられたら怖いな…」と思っている方も少なくないのではないでしょうか?

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『女災動悸』は、そんな「AED使用に対する不安」をテーマとしたドラマです。

【女災動悸】こういう時どう対応したら…#ショートドラマ

「訴えられたらどうするんですか?」AEDの使用を拒否する社員

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@buzzdrama0617

ある日、職場で女性社員の白石が突然バタリと倒れてしまいました。

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驚いた社長は、「おい!大丈夫か!?」とすぐに駆け寄ります。

そして、「梶原!AED!」と、近くにいた男性社員にAED(自動体外式除細動器)を持ってくるよう指示します。

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「嫌です」

しかし、なんということでしょう!梶原は社長の指示をきっぱり拒否しました。

「は!?何言ってんだよ!早く蘇生しないと!」

心肺蘇生は時間が命なのに…社長は焦ります。

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ところが、梶原は淡々としたものです。

「社長、AEDって胸にパッド当てるんですよ。服を脱がせるんです」

そう説明し、「訴えられたらどうするんですか?」と不安を口にしました。

社長が「命が危険かもしれないんだぞ!」と説得しようとしますが、梶原さんは聞き入れません。

「俺の社会的地位も危ないんですよ!!」

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「万が一でも訴えられでもしたら…俺や家族への誹謗中傷…彼女のご両親にでも知られたら結婚はおろか別れろって言われるかもしれないし…転職考えようと思っても俺にそんな過去があったら…」

梶原はAEDを使用して訴えられたときのことを考え、かなりナーバスになっているようです。

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「あーもう!わかったよ。何かあったら守ってやるから、はやくAED持って来い!俺、救急車呼ぶから!」

社長は、自分の責任ですべてやるからAEDを持って来いと命じます。が、梶原はそれも拒否。

「嫌です。新実が戻るの待ちましょう」

女性社員がやって来ることを待つと言い張りました。

「こういう時の2人の対応を試したんです」実は今回の騒動は…

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その時、倒れていた白石がムクリと起き上がりました。そして、救急車を呼ぼうとしている社長の手からスマートフォンを奪います。

「かけないで」

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そこへ、もう一人の女性社員・新実が「やっぱりそうだよね…」と言いながらやって来ました。そして、驚くべきことを口にしたのです。

「こういう時の2人の対応を試したんです」

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どうやら、白石と新実はニュースやSNSで「倒れた女性にAEDを使うことを躊躇する男性がいるらしい」という情報を知り、社長や梶原をテストしてみることにしたようです。

「普通に助けてください。命より大切なものなんてないので」

今回、梶原がAEDの使用を拒否したせいでなかなか助けてもらえなかった白石は、不満そうにそう言いました。

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梶原は「いや、俺もそう思うんですけど、服を脱がすのは…」と自分の不安を訴えますが、「普通に考えて、胸見られても死ぬよりマシでしょ」と新実に一蹴されてしまいました。

梶原としては、「男の俺たちは、そうもいかないんだよ…!」と思いますが、この不安は女性にはあまり理解してもらえないようです。

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「わかったけど、こういうのよくないからやめろよ?」

白石が無事だとわかった社長は、ホッとしつつも同僚を試すような行為はやめろと女性社員2人を諌めました。もう、こんなにハラハラするのはごめんですからね。

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「…てか、お前、転職考えてんの?」

そして、AED騒動の最中、どさくさに紛れて梶原の発した「転職」という発言にツッコミを入れたのでした。

「命より大切なものはない」それはわかっているけど…

動画の中で白石は「命より大切なものなんてない」と言い、新実も「胸を見られても死ぬよりマシ」と主張しました。確かにその通りです。しかし、梶原は「男の俺たちはそうはいかない」と葛藤…。この姿には、現代社会の抱える難しさが表れています。

YouTubeショートのコメント欄には「自分も躊躇すると思う」「現実にもある」「たとえ訴えられて負けなかったとしても、訴えられた時点で大きな精神的ダメージを負う」と、梶原の不安に対する共感が多数書き込まれていました。

そして、だからこそ即座に正しい行動をとった社長を「かっこいい」と称賛するコメントも見られました。

もし自分が同じ状況に遭遇したら…『女災動悸』は、そう考えるきっかけとなる素晴らしい動画でしたね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。