先輩「10分前行動が常識」部下「間に合ってるから」時間にルーズな社員にイラッ…許され続けた“意外な理由”に一同絶句【マジクソかんぱにー】

「間に合っているんだからいいでしょ？」職場でそんな言葉を耳にしたことはありませんか？ 朝は遅刻スレスレ、資料の提出も締め切りギリギリ…確かにルール上はセーフですが、ちょっぴり時間にルーズな印象は否めませんよね。「社会人としてもう少し余裕を持ってほしい…」そうモヤモヤしたことのある方もいるかもしれません。

実体験をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『時管弱者』は、そんな「ちょっぴり時間にルーズな社会人」をテーマにした作品です。

【時管弱者】時間にルーズな人って社会人として…#ショートドラマ

「ギリギリセーフ！」時間にルーズな後輩にウンザリ

「ギリギリセーフ！」

後輩の新実が、また始業時刻ギリギリに出社してきました。9時始業なのに、8時59分到着！あまりのギリギリぶりに、先輩の白石は「また？」とうんざりしたように呟き、同じく先輩の梶原も「アウトだろ」と吐き捨てました。

2人とも、何度注意しても改善されない新実の時間管理の甘さに、すっかり辟易しているのです。

「朝礼には間に合ってるんだし、いいじゃないですか」

しかし新実は、全く悪びれる様子もなくそう言い返します。梶原は「あのな、10分前には出社して業務の準備をするのが常識だから！」と諭しますが、新実は聞く耳を持ちません。

「女の子はメイクとか、準備することがたくさんあるんです！男の梶原さんにはわかんないと思いますけど」

そう憎まれ口を叩きました。「女の子には」って…だったらきちんと早めに出社している白石はどうなるのでしょうか？白石だって女性です。

しかし、2人のやり取りを聞いていた社長は新実に対して「今後は気をつけろよ」と軽く注意するだけ。強く叱ることはありませんでした。

優先順位がおかしい？自分勝手な仕事ぶりにもイライラ…

それから数時間後、先輩の白石は新実のデスクを訪ねました。

「まだ会議資料できてないの？」

会議の時間が迫っているのに、新実はまだ資料を完成させていなかったのです。

「会議資料はもうすぐなんですけど、こっちの方を先に終わらしたくて」

なんと、新実は別の作業に取り組んでいました。白石が「それって締め切り来週でしょ？」と指摘すると、新実は「でも先に終わらせないと気が済まないんですよ」とマイペースな返答。

白石は「優先順位ってものがあるでしょ？」と当然のことを指摘しますが、新実は「私にはこっちの方が優先順位が高いんです」と譲りません。

結局、白石は「15時までにちゃんと終わらせてね」と念を押すしかありませんでした。時間管理だけでなく、仕事の優先順位もつけられない新実に、白石も頭を抱えます。

休憩時間も守れない！注意されても逆ギレする始末

夕方になり、梶原は休憩室に足を運びました。新実が休憩から一向に戻ってこなかったのです。

「いつまで休んでんだよ！時間の管理ぐらいしっかりやれよ！」

梶原の怒りは限界に達していました。しかし、新実の反応は予想外のものでした。

「疲れたんだからしょうがないじゃないですか」

新実は謝るどころか、逆ギレしてきたのです。梶原が「あのな！」重ねて注意しようとすると、新実はさらに続けます。

「あーうるさい！もう大声出さないでください。じゃ、仕事戻りますんで」

一方的に会話を打ち切り、席に戻っていく新実。梶原は、注意しても改善されないどころか逆ギレされる状況に、深いため息をつきました。

真面目な先輩たちの諦め…実は社長も…

翌朝、始業時間直前。まだ誰か出社していないようです。

白石と梶原が「またギリギリじゃん」「あれは何言っても治んないっすよ」と諦めモードで会話しているところを見ると、新実でしょうか？

そして、時計は9時を回りました。そこへ、ドタバタを大きな足音を立てて出社してきたのは…なんと社長！

「ギリギリセーフ？」

社長はちょっぴりふざけた様子でそう言います。

それを見て、「アウトー！」と野球の審判のようにジョークを交えて叫ぶのは、“今日は偶然”早めに出社していた新実。

そう、実は社長も時間にルーズなのです。新実が時間にルーズなままなのは、社長にも原因がありました。社長が同じように時間にルーズだからこそ、新実も強く叱られることがない…結果、社会人としての時間管理能力は育たない…とんでもない悪循環です。

真面目な先輩たちは、2人の様子を見て、肩を落とすのでした。

真面目な人が損をする職場ってどうなの？

遅刻ギリギリの出社、会議直前なのに優先順位を無視、休憩時間も守らない…時間にルーズな新実のような人は、どの職場にも1人はいるのではないでしょうか。

この動画で注目されたのが、やはり「社長自身もルーズだった」という衝撃のラスト。YouTubeショートのコメント欄には、「社長が時間にルーズだから強く言えないんだ！」「トップがこれじゃあ…」といった声が多数寄せられていました。真面目に注意する先輩たちが諦めてしまうのも、無理はありませんね。

時間に厳しすぎるのもいかがなものかと思いますが、真面目な人ほど割を食うのもなんだか釈然としないものがあります。皆さんは「社会人としての時間管理問題」についてどう考えますか？

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紹介作品

• 時管弱者

コンテンツ提供協力

• マジクソかんぱにー（YouTube／TikTok／Instagram）

かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。