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部下「電車が遅れて」上司「おかしい」遅刻を“言い訳”する後輩にウンザリ…その後、男性社員の一言で“立場が一変”したワケ【マジクソかんぱにー】

  • 2025.12.21

部下や同僚の遅刻や連絡不足に、どう向き合えばいいのか悩んだことはありませんか?「仕方なかった」と言われてしまえばその通りですが、反省がまったく見られないと注意する側はモヤモヤしたり、不信感が募ったりするものです。普段からしっかり備えている人ほど、イライラしてしまいますよね。逆に、小さな失敗をいつまでもグチグチ叱る先輩に対し、ウンザリしたことのある方もいるかもしれません。

実体験をもとにしたショートドラマ『真心事故』は、そんな「失敗と叱責」をテーマとしたドラマです。

【真心事故】そんなこと言われても…?#ショートドラマ

「できないなんておかしいよね」連絡なしで遅刻する後輩を叱る先輩

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@buzzdrama0617

ある日、新実が遅刻して出社してきました。

「すいません!電車が遅れて」

そう謝る新実に、先輩の白石が「連絡した?」と確認。すると、新実は「いえ、できませんでした…」と答えました。

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そんな新実を、「できないなんておかしいよね。Z世代は常にスマホ触ってんだから」と嫌味混じりに叱ります。

「私の時代は、学生でも遅延見越して早く出てたけどね」と続ける白石に、新実は「人身事故なんで、読めなかったです…」とふてくされたように反論しました。

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遅刻をしてきて叱られたくせに反論する新実を見て、「言い訳してるようじゃ無理か…」と白石は呆れました。すると、新実はなぜかそんな白石を馬鹿にしたように笑います。

「えっ?今笑った?状況分かってる?」

白石は、態度の悪い新実に苛立ち、「ハラスメントには気をつけるけど、そんな態度取られたらこっちだっていろいろ言いたくなるの」とさらにお説教を続けました。

「今日の白石さん、一段と面倒くさくなかった?」お説教されたことを同僚に愚痴る新実

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その後、先輩のお説教から解放された新実は、同僚の梶原に愚痴をこぼしていました。

「今日の白石さん、一段とめんどくさくなかった?」

そう言う新実に、梶原は「頭悪いよな」と共感を示してくれました。梶原が同調してくれて嬉しくなった新実は、「ほんとそれ!梶原君はなんて言われたの?」と尋ねました。

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しかし、梶原の返答は意外なものでした。

「いや、俺は遅刻してないから」

その言葉に、新実は驚きます。なぜなら、梶原は新実と同じ路線を使って通勤しているのです。なぜ遅延に巻き込まれなかったのでしょうか?

驚く新実に、梶原は「俺、毎日1時間早く着くように出てる」と当たり前のように言いました。

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なんと梶原は、白石の行っていた「遅延を見越して早く出る」を毎日実践していたのです。梶原はその理由を「早起きより、遅刻してダラダラ説教をくらう方がキツイから」と説明しました。

「仕事のために、そこまでする必要ある?」と納得いかない様子の新実に、梶原は「俺、ああいう無意味な時間、まじで嫌いなんだよ。だから1ミリたりとも付け入る隙を与えたくないだけ」と言葉を重ねます。

新実の味方だと思っていた梶原は…

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そこへ、タイミング悪く白石がやって来ました。

2人の会話を聞いていた白石は、「あれは無意味なんだ?」と嫌味っぽく梶原に尋ねました。梶原が平然と「はい」と答えるのを見て、白石は「私何も間違ったこと言ってないと思うけど?」と詰め寄ります。

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不機嫌な白石に、梶原は、なぜか「俺もそう思います」と同調しました。梶原は新実と同じ意見だと思っていた白石にとって、これはとても意外な言葉でした。

「言う相手を間違えてますね」

梶原は、白石に向かってそう続けます。

「聞いてたならお分かりだと思いますけど、こいつに何言っても響かないですよ」

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「遅刻連絡入れなかったことに注意されて、めんどくさいとかいうやつですから。相手にしないのが最適解です」

淡々とそう言って、梶原はタバコ休憩のためにデスクを離れました。

味方だと思っていたのに…新実は梶原の冷たい言葉に、ただ呆然とするしかありませんでした。

社会人としての信頼について考えるきっかけに

普段から余裕を持って出社せず、また、遅刻しても連絡を入れない新実に対し「普段きちんとしている人なら、同じ遅刻でも心配されるはず」「連絡しなかった時点で相手は不安になる」といった厳しい意見が目立ちました。連絡の有無や余裕を持った出社は、社会人としての“信頼”に関わると考えるユーザーが多いようです。 

叱る側の言い方にも問題はありますが、注意されたことに対し真摯に向き合えない姿勢は、周囲の期待を少しずつなくすことに繋がるのかもしれません。『真心事故』は、社会人としての信頼について考えるきっかけとなるお話でしたね。



紹介作品

コンテンツ提供協力

  • マジクソかんぱにー(YouTube/TikTokInstagram
    かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。