社長「出るのが常識」部下「昨日は休日です」休みに６回も電話でウンザリ…部下が社長を黙らせた“ド正論”に賛否【マジクソかんぱにー】

休日に上司や同僚から電話やLINEが来たことはありませんか？「緊急だから」「ちょっと確認したいだけ」と言われても、せっかくの休日を邪魔されると気持ちが萎えてしまいますよね。

一方で、「緊急事態なのに社員と連絡がつかない！」と困った経験がある人もいるでしょう。休日であっても、時には対応が必要な場面もあるのかもしれません。

この「休日の仕事連絡問題」は、働く人なら誰もが一度は直面するテーマ。法律では休日に労働義務はないとされていますが、実際の職場ではどこまで対応すべきなのか…判断が難しいところです。

実際の体験談をもとにしたショートドラマを配信する「マジクソかんぱにー」の『休日呼溜』は、そんな「休日の連絡」をめぐる会社と社員の攻防を描いた作品です。

【休日呼溜】休日の仕事の電話ってアリ…？#ショートドラマ

「休日でも出るのが社会人の常識だろ」休日に電話連絡してくる社長にウンザリ…

「おい、なんで昨日、電話出ないんだよ」

とある休日明けの朝、社長が部下の梶原に詰め寄りました。どうやら休日に何度も電話をかけたのに、梶原が一度も出なかったことに腹を立てているようです。しかし梶原は、涼しい顔でこう答えます。

「休日だからです」

社長は納得しません。「休日でも出るのが社会人の常識だろ」と主張し、「俺、何回電話した？」と尋ねました。

すると梶原は「6回ですね」と、着信履歴を確認して答えます。

社長は「6回もしてたら普通出るよな」と怒ります。

しかし、そんな社長に梶原は冷静に反論。

「その発言、労働基準法に違反する可能性がありますよ。労働基準法によれば、”休日は労働義務がない日”って定義付けられてますよね」

法律を盾に、梶原は社長の主張を真っ向から退けます。社長は「緊急だったんだよ」と弁解しますが、梶原はさらに畳みかけました。

「緊急でも休日なんだから、メールかLINEにするのが常識では？」

電話ではなく、テキストでの連絡を提案する梶原。社長はついに折れて、「わかったよ。次からLINEにするって」と約束しました。

梶原も「はい、お願いします」と了承し、この話は終わったかに見えました。

LINEで連絡したのに…！

しかし、また別の日。再び社長が梶原のデスクにやってきて、怒った様子で詰め寄ります。

「おい、なんで昨日LINE返さなかった？返信しない理由は何なんだよ！」

今度は約束通りLINEを送ったのに返信がなかったことに怒っているのです。

梶原は再び冷静に答えます。

「だ・か・ら！昨日は休日です」

社長は「お前が休日の緊急連絡はメールやLINEが常識って言ったんだろ！」と言いました。しかし、梶原はそんな社長に苦笑い。なぜなら、「休日は仕事に関する連絡に返信する義務はない」と考えているからです。

「いや、でも旅行中だったんで。そもそも社用スマホ、持ち歩いてないです」

休日は完全にプライベートモード。仕事用のスマホは家に置きっぱなしです。

社長は再び「だから緊急だって！」と主張しますが、梶原は譲りません。

「緊急だとしても、両者の合意が必要では？」

ああ言えばこう言う…部下の反論に、社長は「お前なあ！」と怒りで興奮気味。そこで梶原は雰囲気を和らげようとしたのか、「あ、これお土産の信玄餅です」と旅行のお土産を差し出しました。

「ありがとう...ってならねえよ！」

お土産をもらっても社長の怒りは収まりません。しかし梶原は落ち着いた様子で、改めて自分の立場を伝えます。

「社長、いくら社長でも僕の休日旅行を邪魔する権利はないですよね」

この言葉に、社長はついに「もういい！」と諦め、その場を離れました。梶原は「あちゃぁ～」と苦笑いです。

「私は休日でも連絡オッケーですよ」梶原とは違うスタンスの新実

怒った社長が外のロビーへ向かうと、そこに女性社員の新実がいました。社長と梶原の言い争う声が聞こえたのか、新実は意外な提案をします。

「社長、私は休日でも連絡オッケーですよ」

社長は驚いた表情で新実を見つめます。

「彼の分も私が仕事するので、これから私に連絡ください」

新実は梶原の分まで自分が対応すると申し出たのです。社長は驚きながらも、「おぉ…」と感動するのでした。

賛否両論！休日の連絡、あなたはどう考える？

休日に職場から何度も連絡が来る…多くの会社員が一度は経験したことのある状況に、視聴者からさまざまな意見が寄せられていました。

YouTubeショートのコメント欄には、休日に連絡してくる社長や会社への批判が多数。「休日は完全にプライベートな時間であるべき」「緊急事態が頻発する会社は、そもそも体制に問題がある」という指摘が見られました。

一方で、梶原の対応を批判する声も少なくありません。「法律を盾にすることで信頼を失い、重要な仕事を任せてもらえなくなるのでは…」という懸念が寄せられました。

また、「普段の信頼関係次第」「連絡の内容による」といった中立的な意見も多く、ケースバイケースで判断すべきという冷静な視点も。

最後に登場した新実については、「いい子だな」という声から「こういう人が増えると会社がブラックになる」という懸念まで、こちらも様々な反応が集まりました。

休日の連絡問題に正解はないかもしれませんが、お互いの立場や考えを理解し、配慮しあうことが大切なのかもしれませんね。皆さんは、この動画の誰に共感しましたか？

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紹介作品

• 休日呼溜

コンテンツ提供協力

• マジクソかんぱにー（YouTube／TikTok／Instagram）
  かつての体験談をもとにしたショートドラマを多数発表しているクリエイター集団。上司と部下、それぞれが抱える苦悩や葛藤など、社会人なら誰もが共感できる作品が高い評価を得ています。