「どいてください」商業施設のツリー前で…客の長時間に渡る“迷惑行為”に物議「泣く泣く諦めた」「並び直して」

もうすぐクリスマス・シーズン。商業施設やテーマパークでも次々と美しいクリスマスツリーが飾られています。「せっかくだから、友だちと一緒に写真撮影したいな」「お気に入りのぬいぐるみをツリーと一緒に撮りたいな」という方もいるのではないでしょうか？

しかし、中には「写真を綺麗に撮りたい！」と思うあまり、ツリーを長時間独占してしまう方もいるようです。SNS上ではしばしば「ツリーやパネル、レリーフなど、みんなが撮影したいと思っているものや撮影スポットの前で長時間占拠して撮影するのはやめてほしい」といった声が上がります。

同じように、「早くどいてほしい」「困る」など、フォトスポットの長時間占拠は迷惑だという声がある一方で、「休憩していただけなのにどいてと言われた」と苦い経験があるというコメントも。

はたして、「撮影スポットを長時間占拠すること」について、多くの人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心に紹介します。

迷惑だから早くどいてほしい！

目立ったのは、「長時間撮影スポットを占拠されるのは迷惑」という意見です。フォトスポットの占拠を多くの人が経験しているようで、多様な体験談が見られました。

フォトスポットで納得のいく写真を撮りたい気持ち自体は肯定しつつも、周囲に対する気遣いを忘れないでほしいという意見も見られました。

また、撮影に熱中し続けてしまっている人への対応策をシェアしている方もいました。

声を掛けるとすぐにどいてくれる方も多いようです。「みんなが使いたい場所を独占している」という意識が薄いのかもしれませんね。

しかし、「フォトスポットを独占している」と言われる方の中には、「そもそもそこは本当にフォトスポットなの？」と疑問を抱いている方も少なくないようです。

「休憩スペースの一部がフォトスポット化している」「キッズスペースが、その可愛らしさからフォトスペース化している」などの事例があるようです。この場合、どちらの機能を優先すべきかは非常に難しい問題だと言えるでしょう。

今回は「フォトスポットの長時間にわたる占拠」についての意見を紹介しました。

フォトスポットの占拠は迷惑であり、撮影を待っている人がいる場合は短時間で次の人に譲ってほしいと考えている人が多いようです。「空いている時間を狙っては」など、迷惑にならないアイデアも寄せられていました。

一方で、休憩スペースやキッズエリアなどの一部が撮影スポットになっているケースについてはかなり問題が複雑です。体調不良で休んでいる人をどかしてまで写真を撮るのはいかがなものかという意見も見られました。

どちらにせよ、「他者に対する思いやり」や「周囲への気配り」は欠かせないでしょう。