くるみを使った絶品スイーツがいっぱい♪ほっこり時間が過ごせる一軒家カフェ／西国分寺「クルミドコーヒー」

国分寺エリアを代表するカフェ「クルミドコーヒー」。木のぬくもりを感じる店内は、遊び心がいっぱい。個性豊かなくるみ割り人形がいっぱいあるほか、水出し珈琲を抽出する器具がずらりと並べられた地下空間や秘密の小部屋のような3階など、ワクワクした空間が広がります。香ばしいくるみなどのナッツ類をたっぷり使ったメニューの数々もどこか懐かしい味わい。気になるお店の中を覗いてみましょう。

遊び心満載のカフェ空間

西国分寺駅の南口から歩いてすぐの角地に、「クルミドコーヒー」はあります。目印は建物を囲むように植えられた大きな木とくるみ割り人形の顔が描かれたかわいい看板。店主の影山さんが、地元の人たちと繋がる場所をつくりたいと考えてはじめたお店です。

木の扉を開けると、巨大なくるみ割り人形がお出迎え。吹き抜け構造の店内は、小動物が暮らす大樹をイメージ。地下1階から3階まで、キッチンとイートスペースが大樹をぐるりと登るように、らせん状に配置されています。

木の温もりを感じる店内には、いたるところにキュートなくるみ割り人形が飾られ、テーブルにはキノコ型のくるみ割り器が置いてあり、クルミを自分で割って食べることができます。謎めいた小さな扉や地下への階段もあって、童心に返れるワクワク空間が広がります。

自慢の「水出し珈琲」を楽しもう

大樹をイメージしたカフェ空間は、地下に進むと木の根っこに見立てた水出し珈琲の器具がずらりと並びます。根っこから出てくる「水出し珈琲」はまるで樹液のよう。札幌の焙煎所「菊地珈琲」の豆を4～6時間かけて抽出。時間をかけることで、雑味のないすっきりとした味わいになるそう。

「水出し珈琲」は、酸味、苦み、香りのバランスがとれた「深煎り珈琲」（680円）やブランデーのような芳醇な香りとスモーキーな味わいの「深々煎り珈琲」（680円）など全3種類。ホイップを追加（+100円）してウィンナー珈琲としていただくのもおすすめです。

6種類のナッツの香ばしいマフィン

お食事はくるみを使ったメニューがいろいろあります。初めての方におすすめなのは、珈琲と「クルミドサンド」「ちいさなクルミドケーキクリーム」のセット（2100円）。「クルミドケーキクリーム」のケーキの生地には、十勝産の小麦粉と卵とはちみつときび砂糖を使用し、5種類のナッツを練りこんでいます。

今の季節の「クルミドサンド」は「くるみと里いものコロッケ風」。ゴロゴロの里芋とザクザクのくるみに豚ひき肉をあわせた食感もたのしいコロッケ風のサンド。ネギとエリンギのさっぱりマリネとおろし生姜入りのあまい照り焼きソースが旨味を引き立てます。

もちろん、甘いスイーツも揃っています。「クルミドケーキアイス」（アイス2種類720円、1種類570円）は、温めたクルミドケーキでアイスを挟んだ極上のスイーツ。大玉のアイスにクルミをはじめ5種の木の実をたっぷりかけていただきます。

挟むアイスは「塩ミルク」「木の実」「きまぐれ（お店の人に聞いてみて！）」など全6種類から選べます。「木の実」は「クルミドコーヒー」のオリジナルアイスだそう。アイスは、香料、着色料、保存料を使用していない天然素材というのも嬉しいですね。

近くには紅葉や桜の名所でもある「武蔵国分寺公園」もあります。公園をのんびり散策して、おいしいコーヒーとスイーツでひと休み。そんな休日もいいかもしれませんね。