レトロ喫茶で本を片手に優雅なひとときを♪国分寺「胡桃堂喫茶店」

昭和を思わせるレトロな雰囲気が魅力的な国分寺の「胡桃堂喫茶店」。思わず手に取りたくなるような本や写真集がたくさん並んでいて、読書しながら食事やお菓子を楽しむことができます。哲学カフェや音楽会、本にまつわるイベントも開催。落ち着いた空間の中で、おいしいお食事と共に心が和む贅沢なひとときを過ごしてみてはいかが？

本を読みながら食事が楽しめるカフェ

JR国分寺駅北口から徒歩6分。本町一丁目の五叉路にあるレトロな佇まいの建物が「胡桃堂喫茶店」です。西国分寺駅にあるくるみをテーマにした人気カフェ「クルミドコーヒー」の2号店でもあります。しかし、雰囲気は全く違い、「クルミドコーヒー」が子どものためのカフェならば、こちらの「胡桃堂喫茶店」は大人のための喫茶店といった風。

季節で変わる定食やお菓子メニューも

店内でいただけるメニューは、「お月見定食」（1300円）など季節で変わる定食や胡桃をたっぷり使った辛さ抑えめの「くるみカレー（1250円）」といった2種類のお食事メニューのほか、2種のお菓子や「国分寺茶」（680円）などの日本茶、紅茶、珈琲などをラインナップ。

中でもおすすめが、定番の人気お菓子の「台湾カステラ」（650円）です。たまごの風味を感じる甘さ控えめで、しっとりしたスフレのようなふわふわ食感はどこか懐かしい味わい。自家製あんこ、ホイップクリームが添えられているので味変も楽しいですね。

珈琲は全7種もあり、珈琲へのこだわりを感じます。一番人気は、華やかな香りと甘味、コクが感じられる、中深煎りのエチオピアとコロンビアをブレンドした「胡桃堂ブレンド」（780円）は、地元のスペシャルティコーヒーロースター「TakaiTOCoffee」との共同開発です。

本、イベント、雑貨

「胡桃堂喫茶店」は本屋さん「胡桃堂書店」と喫茶店を兼ねていて、その時々のテーマに沿った選りすぐりの本や写真集がフロアの一角と階段の壁面に並んでいます。食事をしながら置かれた本を自由に読んだり、もちろん購入することもできます。

本を置いているのは「誰かとのおしゃべりはもちろん、自分とのおしゃべりも楽しんでほしい」という思いから。棚の一部は古本で、このまちに暮らす方々が「誰かに読み継いでもらいたい」と思った本を集めたもの。本に挟んであるスリップに、出品者からのメッセージが寄せられていることもあるそう。