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相次ぐお笑いタレントの負傷「体を張ってこそ」の代償ですまされる?全治3カ月のチョコプラ長田、アキレス腱断裂のカミナリ竹内…芸能界を揺るがす安全管理の問題

  • 2025.11.22

チョコプラ長田、ロッチ中岡も…相次ぐ人気タレントの負傷

相次ぐ人気タレントの負傷…笑いと安全の狭間で
相次ぐ人気タレントの負傷…笑いと安全の狭間で

テレビのバラエティ番組において、お笑い芸人たちは「体を張る」ことで大きな笑いや感動を生み出してきました。しかし、そのプロ意識が生むパフォーマンスの裏で、タレントが大きなケガを負ってしまう事故が後を絶ちません。

2025年に入ってからも、人気タレントの収録中の負傷が相次いで報じられ、テレビ番組の安全管理に対する議論が再燃しています。

チョコレートプラネット・長田庄平さん

新しいニュースとしては、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平さんが、TBS系特番『SASUKE2025』の収録中に左足甲を負傷していたことが、2025年10月に報じられました。診断は左足甲の剥離骨折で、全治3か月という重いケガでした。

長田さんの怪我は、番組ファンや視聴者に大きな衝撃を与え、「笑い」の追求と「安全」の確保のバランスについて改めて考えさせられる出来事となりました。

ロッチ・中岡創一さん

また、今年の夏には、ロッチの中岡創一さんが、日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』のベトナムロケ中に尻を強打し、第2腰椎圧迫骨折の疑いで全治数カ月の診断を受けました(2025年7月報道)。

中岡さん自身は、自身のInstagramで「夢中で挑める番組があることは、本当に何にも代え難い幸せ」「何の後悔もございません」と、持ち前のプロ根性を示す前向きなコメントを投稿しました。

しかし、ネット上では「イッテQの事故、何度目だよ」「芸人を軽視しすぎ」など、視聴者から番組の企画に対する厳しい批判も相次ぎました。

全治数週間~数カ月のケガを負ったお笑い芸人たち

近年、上記以外にも、体を張った企画で負傷したお笑い芸人は少なくありません。

カミナリ・竹内まなぶさん

テレビ朝日は2025年8月26日、お笑いコンビ・カミナリの竹内まなぶさんが『アメトーーク!』の収録中に右足アキレス腱を断裂し、全治約8週間との診断を受けたことを発表しました。番組側は謝罪とともに、一日も早い回復を願うコメントを出しています。

歩行が困難な状況にあるまなぶさんは、所属事務所のXを通じて、先輩であるサンドウィッチマン・伊達みきおさんから「代わりにロケに行く」との申し出があったことを報告。ユーモアを交えながら、「腱は切れても、僕との縁は切らないでください」と綴り、ファンを和ませました。

タイムマシーン3号・山本浩司さん

2024年11月には、フジテレビ系『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP SP』のロケ中に、タイムマシーン3号の山本浩司さんが肋骨を骨折。大きなクマの着ぐるみに液体をかけられる企画で滑って転倒したことが原因でした。

山本さんはXで「ご心配おかけしました」とファンに謝罪しましたが、ネット上では「これだからドッキリ番組は嫌い」「安全が考慮されてない企画は怖すぎる」といった、企画の安全性を問う意見が多く寄せられました。

プロ意識と安全確保のバランス

今回、負傷が報じられた芸人たちは、「体を張ってこそ」という強いプロ意識を持ち、視聴者に笑いと感動を届けています。しかし、それも健康な身体があってこそ成り立つものです。

視聴者の間では、芸人の体を張ったパフォーマンスに対する称賛の一方で、番組制作側の安全管理の甘さを指摘する声も根強くあります。

笑いと面白さを追求しつつ、タレントの安全をいかに確保するか。今回の相次ぐ事故は、テレビ業界全体に対し、安全に対する意識と体制の見直しが求められていることを示唆しているのかもしれません。

(LASISA編集部)

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