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「なんでできないの?」と攻撃的に…“仕事ができる人”ほど要注意!?「パワハラ」しやすい人の心理的特徴

  • 2025.11.20
パワハラをしやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)
パワハラをしやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)

職場のハラスメントの中でも、特に深刻な問題と言えるのが「パワーハラスメント(パワハラ)」です。SNS上では「パワハラ上司に苦しめられている」「(上司が)ネチネチと嫌味を言ってくる」という声のほか、「できる人ほど『なんでできないの?』ってなりやすい」という声が上がっています。

他人に対してパワハラをしやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。ネット上では「能力が高く、仕事ができる人ほどパワハラをしやすい」という内容の情報がありますが、本当なのでしょうか。パワハラをしやすい人の心理状態について、心理カウンセラーのうるかすさんに聞きました。

能力が高い人は無意識のうちに我慢を積み重ねている可能性

Q.そもそも、どのような人が他人に対してパワハラをしやすいのでしょうか。パワハラをしやすい人の心理状態について、教えてください。

うるかすさん「パワハラをしやすい人には、自分自身の『弱さ』『怒り』『失敗』といった好ましくない点を、なかなか認めたり受け入れたりできない心理が働いていると考えられます。

例えば、『上司である自分は弱さを見せてはいけない』といった強い価値観を持つと、弱い自分や失敗する自分を受け入れられなくなってしまいます。その結果、『もし自分が弱みを見せたら、周りからばかにされるに違いない』と周りの人からの評価を気にするようになります。また、『上司である自分は、冷静であるべきだ』という価値観が強ければ、『もう自分は怒っていないが、部下がカリカリしているので、それより強い怒りで相手に対応しなくてはならない』と考えてしまう可能性があります。

こうした状態では、自身が受け入れられない『弱さ』や『怒り』といった気持ちを、相手に『投影』してしまうことがあります。そして、『相手が悪い』『相手は自分を評価しないだろう』と思い、自分を守るために、先手を打つように攻撃的になったり、相手が歯向かえないような強い態度に出たりしてしまうことがあるのです」

Q.「能力が高い人ほどパワハラをしやすい」といわれることがありますが、本当なのでしょうか。

うるかすさん「比率の高さまでは分かりませんが、『能力が高い人ほどパワハラをしやすい』ことは一理あると考えられます。高い能力を『仕事で成果を出した人』と定義するならば、その人は無意識のうちに我慢を重ねてきた可能性があるからです。

具体的には、成果を出せる人は『怠けてはいけない』『成果を出さないとダメだ』という強い思いを持ち、自分を厳しく律して、感情や欲求を抑え込んできたと思われます。自分自身を律するためにエネルギーを使ってしまっている分、他人への許容量が少なくなっている可能性があるんですね。そのため、能力が高い人ほどパワハラしやすいというのはあり得ると思います」

Q.普段、パワハラをしている人が自力でやめることは可能なのでしょうか。そのためにはどのような対処法が求められるのでしょうか。

うるかすさん「自力でやめることは可能だと考えられます。そのためにも、まずは自分が『無意識にとっている価値判断や思い込み』に気付くことです。例えば、『仕事で成果を出せない人は価値がない』『仕事で成果を出せなければ、人が去ってしまうのではないか』といった不安や恐れが自分の中にないかどうか、考えてみましょう。

そうした気持ちが見つかった場合、『この思い込みはどこから来たのだろうか』と考えを深めていきます。『自分は怒っていたのではなく、本当は怖かったんだ』『本当は不安だったんだ』という本音に気付くことができれば、怒りの感情を抑えられる、つまりパワハラを減らしていくことができるはずです」

* * *

パワハラをしてしまう人の根底には、「弱さ」「失敗」「怒り」といった好ましくない感情を受け止めきれず、他人に投影してしまうというメカニズムがあることが分かりました。もし気になる場合は、自分の心理状態を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

オトナンサー編集部

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