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結婚を控えた2人に温度差。父親との再会に浮かれて見え透いた「たかり」思いのままでモヤる。義父がしんどい|ママ広場マンガ

  • 2025.11.16

ショウタさんと沖縄での結婚式を控えているマミさん。二人とも両親が離婚しており、マミさん側は母親と姉、ショウタさん側は母親と妹だけを式に招待し、お互いに会っていない父親は呼ばないことにしていましたが、ショウタさんの父方の祖母を介して、ショウタさんにはほとんど記憶がなく、消息不明と思っていた父親に会うことになりました。ショウタさんに誘われて一緒に行ったレストランで義父に会ったマミさんは、初対面からデリカシーのない義父にドン引き。さんざん飲んで食べていながら体調が悪い、通院でお金が無いとしたうえで「結婚式には参加したいけれどお金が・・・招待なら行けるけど」と図々しいことを言う義父に不信感しか持てないマミさんとは対照的に、ショウタさんは父親との再会に感動している様子で、義父の旅費は自分が出すから来てほしいと独断で決めてしまったので、離婚の原因は義父が借金を作り出て行ったことと聞いているマミさんは愕然としました。「財布を忘れた」という払う気など皆無なのが見え見えの発言にもショウタさんは「これくらい払うよ」と嬉しそうに、タクシー代まで支払うのでした。

義父に再会してから婚約者の様子がおかしい

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両親が離婚して以来、音信不通だっという義父に挨拶に行くと、私には義父が図々しくて品もデリカシーもなく、息子と久しぶりに会えたことよりもお金をたかるだけの再会にすら思えましたが、ショウタは違いました。義母に一言の相談もなく、勝手に義父を結婚式に招待・・・しかも旅費は全部出すとまで言ってしまったのです。帰りの車の中で、私はショウタとの温度差を感じていました。ウキウキ顔のショウタに「お義母さんたちにいつ話すの?」と聞いてみると。

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義母にはちゃんと話すから大丈夫と軽く言うショウタは、父は呼ばないと決めている私にまで「マミのお父さんも読んだら?」と言ってきました。父親との再会がよほど嬉しかったのか、私にも「せっかくだから聞いてみたらいいのに」と言うのです。

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私は円満ではなかった両親が離婚に至るまでをはっきり覚えていて、離婚してからも未だにお母さんはお父さんの名前が出るとピリつくことが分かっています。私自身だってそんなに仲良くはないことを、ショウタにも伝えてあったのに「だって家族が揃うんだよ?」と嬉しそう。『病気の』義父がさんざん食べ散らかした飲食代やタクシー代を払うほど浮かれているショウタを横目に、私は心配になってきました。

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もしかしたら、子どもの頃に父親がいなくなってしまったショウタと、成人してから納得して両親の離婚を受け止めた私とでは父親に対する思いに違いがあるのかもしれません。ショウタの気持ちになろうと努力してみたものの、不安しかありませんでした。

消息不明と思っていた父親との再会に感激して浮かれているショウタさん。初対面のマミさんを「コレ」呼ばわりしたり、一緒に行ったレストランでさんざん飲み食いしながら「病院通いでお金が無い」と見え透いた嘘をつき、わざとらしく「財布を忘れた」と言ってショウタさんに飲食代もタクシー代までも出させ、さらには沖縄での結婚式の旅費をショウタさんもちで招待させた義父にマミさんはドン引きです。義母になんの相談もなく勝手に結婚式に招待してしまったこと、なにより義父に来てほしくなかったマミさんは不安になりました。冷静に考えたら義父が病気には到底見えないことや飲食やタクシー代はたかられたこと、そして「招待なら行ける」とタダで沖縄へ行こうとしていることがみえみえなのに、浮かれているショウタさんが気づかないのがもどかしいですね。不安なマミさんの気持ちがわかります。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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