1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【360日ワンオペ】「やっと家族で過ごせる」と思ったら…夫の“ありえない連休の予定”にブチギレ!

【360日ワンオペ】「やっと家族で過ごせる」と思ったら…夫の“ありえない連休の予定”にブチギレ!

  • 2025.11.13

仕事に加えて社会人サークルの活動でも多忙な夫は、平日も土日も休みがほとんどありません。そんな夫が「年末年始に数日休みが取れる」と言ってくれたので、私は久しぶりに家族で出かけられると心躍らせていました。しかしその期待は、思いもよらない夫のひと言で大きく揺らぐことになったのです……。

貴重な休日のはずだったのに…

夫は仕事と社会人ブラスバンド部の活動で大忙し。私は365日中360日はワンオペ育児の状態でした。ブラスバンドの大会にも出場するほど熱心な夫を、私はできる範囲で応援していましたが、仕事と家事・育児をひとりでこなす日々は体力的にも精神的にも限界に近いものでした。それでも、大好きな娘に寂しい思いをさせたくない一心で、私は娘と全力で遊び、休日にはさまざまな場所へ連れ出していたのです。

やがて、娘が2歳になった年の終わりが近づいたころ、夫から「年末年始に5日間まとめて休める」と聞き、ようやく家族でゆっくり過ごせると胸をなでおろしました。夫にも「この休みは家族で過ごそうね」と伝え、私はその日を心待ちにしていました。

ところが12月中旬、夫が突然「年末年始のうち1日は、ブラスバンドのみんなで打ち上げをする」と言い出したのです。私は思わず悲しみが込み上げ、「あんなに土日を一緒に過ごしている仲間なのに、貴重な年末年始までまた集まるの!?」と声を荒らげてしまいました。夫は「1日くらい行っても大丈夫かと思った」としょんぼり。私の気持ちを想像することは、夫には難しいのだと感じました。

そんなことがあって少しへこみましたが、夫としっかり話し合いを重ねた結果、最終的に夫は打ち上げには参加せず、家族と過ごすことを選んでくれました。「娘はあっという間に大きくなるし、求められなくなる日が来てから後悔しても遅いんだよ」と伝えた私の言葉が、夫の心に響いたようです。ひと悶着はあったものの、私たちは穏やかな年末年始を過ごすことができ、パパと久しぶりに遊べた娘はとてもうれしそうでした。

この一件で、私は夫婦の会話の重要性を改めて実感しました。現在も夫と過ごす時間は多くありませんが、その限られた時間の中で、お互いの気持ちを伝え合うことを大切にしていきたいと思います。

著者:望月 柊/30代女性。2021年生まれの女の子のママ。教育・児童福祉に10数年携わる。イヤイヤ期真っ最中の娘と格闘しながら、今しか味わえない感動で毎日を彩っている。リフレッシュ方法は、推し活と読書。

イラスト:ななぎ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる