レギンスに再注目── 2025年秋冬、ランウェイに見る最新バランスのつくり方

今季トライすべきレギンスコーデは？

クローゼットに眠っていたレギンスを取り出すときがやって来た。2025年秋冬では、ランウェイとストリートのどちらにおいても頻繁にキャッチされ、フィットネス時に着用するアクティブウェアとしてではなく、ファッションアイテムとしてトレンドの兆しあり。脚にタイトフィットするレギンスとあって、トップとのバランスはもちろん、シューズとの組み合わせも大きな鍵を握る。ここでは野暮ったくなりがちなアイテムを最旬ファッションへと更新する、レギンスまたは、レギンスパンツの4つのスタイリングアイデアをご紹介。

1.王道ブラックはレッドのロングブーツと好相性

バルマン（BALMAIN）は、定番のブラックで脚を覆い、ボリューミーなバーガンディのブーツを履いた。そこにリブ入りのオーバーサイズブルゾンを重ねれば、圧倒的な存在感を放つマキシマリズム・スタイルに。ここまでハードなものでないにせよ、エルメス（HERMÈS）やバーバリー（BURBERRY）、パトゥ（PATOU）なども提案するレッドのロングブーツは、この冬の本命シューズ筆頭といえそうだ。

2.ワントーンでモダン＆エッジィに

アルチュザラ（ALTUZARRA）ではグリーンのレギンスルックを発見。ドレープトップに同素材のレギンスを合わせて太めのベルトでウエストマークをし、ベレー帽のようなヘッドウェアとローヒールパンピスを添えた。シューズまで色味をそろえた挑戦的なカラーコーディネートながら、明るくなりすぎない絶妙なトーンを用いて、捻りの効いた都会的スタイルを表現。

3.変化球の柄物にトライ

ミニマルな無地だけでなく、柄ものレギンスもウィッシュリスト入り。アクネ ストゥディオズ（ACNE STUDIOS）の2025-26年秋冬コレクションは、チェック柄のレギンスパンツを採用。ウールセーターとそれを覆おうビッグサイズのマフラー、ボルドーのベルト、ポインテッドトゥのブラウンのパンプスを合わせることで、ホリデーシーズンやスキー旅行にも映える冬の装いに。

4.レース素材でフレッシュな甘さを

柄物よりさらにもう一歩攻めるならば、レース素材のレギンスも◎。上のストリートスナップのようなホワイトのレースレギンスと、ブラックのキトゥンヒールで、ロマンティックかつセンシュアルに。リボンとドローコードが印象的なオーバーサイズの白シャツを羽織れば、甘さとモードが共存し魅力たっぷりに仕上がる。

Photo: Gorunway.com, Getty Images Text: Renata Joffre Adaptation: Reona Kondo From VOGUE.MX

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