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第5回「VOGUE WORLD」の開催が決定! 2026年はファッションの都ミラノへ

  • 2025.11.13

ニューヨークロンドンパリ、そしてロサンゼルスを巡ってきた「ヴォーグ・ワールドVOGUE WORLD)」がついにイタリアに上陸する。今週、イタリア版『VOGUE』はミラノで第5回「VOGUE WORLD」を開催することを発表。開催日はミラノコレクションの初日でもある2026年9月22日(現地時間)で、イタリアのクリエイティビティ、文化と産業としてのファッション、そしてテクノロジーの時代におけるクラフツマンシップを讃える一大祭典となる予定だ。

「昔からずっと、ミラノはクラフトとクリエイティビティを絶妙に両立させてきました」とコンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサーおよび『VOGUE』のグローバル・エディトリアル・ディレクターのアナ・ウィンターは語る。「ハンドメイドのものはモダンに、モダンなものはタイムレスに昇華させる術を熟知している街です。ここで『VOGUE WORLD』を開催することで、私たちはこれまでにない規模で、人間味のあるファッションを讃えることになるでしょう」。第5回目の企画はジュセッペ・サーラ市長とトンマーゾ・サッキ文化担当助役をはじめとするミラノ市民、そしてイタリア国立ファッション協会の支援によって実現される。

「2026年に『VOGUE WORLD』を主催することをミラノ市は誇りに思っています」とサーラ市長はリリースで述べた。

「アナ・ウィンターをはじめ、『VOGUE』に携わるすべての人たちに、私たちの街にこのような重要なイベントの開催を託してくださったことに感謝申し上げます。クリエイティビティ、イノベーションサステナビリティ、サルトリア(仕立て屋)のクラフツマンシップは、“メイド・イン・イタリー”の要です。これらを、実績と確かなビジョンがある『VOGUE WORLD』は世界に広め、讃えてくれることでしょう」と続けた。

ファッション、アートカルチャー、エンターテインメントが融合するクリエイティブな世界でグローバルに戦うミラノは、ヨーロッパのほかの文化首都に比べて着実に革新と再生を繰り返してきた。来年はそんなミラノの中心部が、「VOGUE WORLD」という祭典の舞台へと一夜限りの変貌を遂げる。

2022年に発足されて以来、「VOGUE WORLD」は開催地である都市の文化とアイデンティティを各回で讃え、従来のファッションショーを革新させながら、さまざまな団体やクリエイティブ業界に関連する活動を支援してきた。これまで、世界中のクリエイティブと教育コミュニティを支援する慈善団体のために700万ドル以上の資金を集めており、来年はミラノのクラフツマンシップ、クリエイティビティ、そして文化遺産を支援する取り組みをサポート。支援の対象となる団体は、地元機関からなる専門委員会の協力を得て決定される。

これまで4都市を巡ってきた「VOGUE WORLD」。第1回はコロナ禍明けにニューヨークで行われ、ファッションウィークを活気づけた。翌年はロンドンを舞台に、イギリスのパフォーミングアーツのコミュニティと演劇に焦点を当てた祭典として開催。2024年にはパリでファッションとスポーツの100周年を祝うパフォーマンスの数々が繰り広げられ、そして今年10月にはハリウッドで映画とファッションの関係を讃えるイベントとして行われた。

2026年にミラノで行われる第5回「VOGUE WORLD」は、ミラノ特有のさりげないエレガンスとディテールへのこだわりが満載のスタイリッシュなイベントになる。

「次回の『VOGUE WORLD』の開催地にミラノが選ばれたことをとても嬉しく思っています。世界中の人たちとともに、時代を超越する職人たちの才能とクラフツマンシップを讃えるまたとない機会となります」とイタリア版『VOGUE』のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントのフランチェスカ・ラガッツィは言う。「AIの時代においてこの“メイド・イン・イタリー”の物語を讃えることは、特に意義のあることだと思います」

第5回「VOGUE WORLD」の詳細は近日発表予定。

Adaptation: Anzu Kawano

From VOGUE.IT & VOGUE.COM

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