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働きづめで心の病に…4人の息子が支えてくれた「今が一番幸せなので」母の笑顔

  • 2025.11.12

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

1万円好きにお買い物していいので…お買い物について行ってイイですか?
買い物について行かせてもらい、その方の人生模様を探る“お買い物ドキュメンタリー”。

Sitakke

今回、取材に協力してくれたのは、「マックスバリュ山鼻店」。
一体、どんな人たちが買い物に来ているのでしょうか。

1人目:元看護士がフットケアサロンを開業 鈴木 あつこさん(50歳)

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番組スタッフ:「どんなお買い物をしてるか見せていただけないかなと思って…」あつこさん:「大したもの買ってない…子どもが食べるのにキウイと、柿が出たなと思って柿と、あとカボチャは、カボチャ団子にしようかなと思って」
番組スタッフ:「お子さんは何人いらっしゃるんですか?」あつこさん:「子どもは3人います。大学1年生と中学2年生と小学5年生です」

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番組スタッフ:「番組で1万円までお買い物でお支払いしますので…」あつこさん:「えっ!」
番組スタッフ:「買い物について行っていいですか?」あつこさん:「はい…大丈夫です」

中央区にお住まいの鈴木 あつこさん。

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夫と3人の娘さんの5人家族ですが、夫は現在函館に単身赴任中。
厚子さんご自身もお仕事をされています。その仕事とは?

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あつこさん:「フットケアサロンっていうのをやっていて…巻き爪とか、厚い爪とか、魚の目とか、そういう足のトラブル全般をお手入れするっていうお仕事をしています」

あつこさんがフットケアサロンを開業することになった理由を尋ねてみると…

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あつこさん:「もともと看護師だったんですけど、自分の足が結構いろいろトラブルがあって、“自分で治したいな”ってところから始まったんですけども。どこ行っていいかわからない人たちがたくさんいるので、じゃ自分がやって、困った人たちの手助けみたいなことができる場所を作りたかった」

あつこさんは、整形外科や脳外科で15年ほど看護師として勤務。

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自身の足の悩みをきっかけに、爪や魚の目、外反母趾を学び、フットケアの道へ進みました。
施術歴は約10年になります。

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番組スタッフ:「どういう悩みを持ったお客さんがいらっしゃいますか?」あつこさん:「巻き爪の方はもちろんですけど、魚の目を1回で取ってもらっていたいっていう方がとても多いですね」

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あつこさん:「あとはあの爪が厚くて切れないとか、あとはそれが病院に行って、もう治らないって言われちゃう方とかがとても多いんですよ。その結果、私のところに来たら、よかったって。綺麗な爪になって戻って本当に笑顔で帰っていかれるんですよね」

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あつこさん:「パンに朝挟んで焼いたりとか、あとチーズフォンデュに今日しようかなとかちょっと思っています」
番組スタッフ:「チーズフォンデュってたまにやられます?」あつこさん:「たまにやりますね」
番組スタッフ:「家族の反応はどうですか?」あつこさん:「やったー!って!」

ここで厚子さんの買い物が終了!

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新米のお米も買って、合計金額は…1万4127円でした!
最後に今後の夢や目標を伺いました。

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あつこさん:「アスリートネイルトレーナーというのを今ちょっと考えているので。野球やっている方の手の爪だとか、あとサッカーやってる方だと、足ですよね。アスリートの皆さんのお困りごとにちょっとお助けできたらなと思っています」

2人目:体調を崩したときに守ってくれたのは4人の息子たち 長谷川 悦子さん(54歳)

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番組スタッフ:「いま何を買われていらっしゃいますか?」悦子さん:「実家を出てる息子が今日はごはんを食べに来たいって言うので。何を食べたいか聞いたら、野菜炒めが食べたいっていうのでそれに合うものを今探しているような感じです」

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番組スタッフ:「番組で1万円までお買い物代でお支払いしますので、この後、買い物についてっていいですか?」悦子さん:「ついて行ってイイですか…大丈夫です」

スタッフの声かけに足を止めてくれたのは、南区にお住まいの長谷川 悦子さん。
お仕事帰りにご協力いただきました。

悦子さん:「私息子4人いるんですけど。今は高校3年生の4男と2人暮らし」

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番組スタッフ:「4人の子育て、今振り返ったらどうですか?」悦子さん:「全員 男の子だったんで、育てやすかったのはやすかったですね。自由奔放にさせていたので、おまわりさんにご厄介にならない程度にっていうのと、女の子には絶対傷つけないようにっていうことだけは、それは4人とも守ってくれてはいるので」

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悦子さん:「あんまり隠し事もなく、その日にあったことを、家にいた時は全員『今日はね…』って話をしてくれたので、周りのみなさんには『いい子育てしたね』って言っていただけますけど、そりゃ男の子ですからね、いろいろありますけど…」

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番組スタッフ:「4者4様な息子さん?」悦子さん:「そうですね。なので、なんで同じ親が育てたのに、みんな違うんだろうっていうのが感想ですね」

実は悦子さんには、心の病を患った過去がありました。
そんな悦子さんを支えてたのは、4人の息子さんたちの存在でした。
朝から夜まで働きづめの毎日。

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さらに離婚という大きな心の負担も重なり、9年前、悦子さんはうつ病を発症します。
つらい日々の中でも、そばで寄り添ってくれた息子さんたちが、何よりの支えだったといいます。

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悦子さん:「ある日突然、仕事行こうと思って全部身支度整えて、玄関に立ったら外に出られなくなっちゃったんですよ。子どもたちに助けてもらって、少しずつ買い物に行けるようになってというのがあって、現在ですね」

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悦子さん:「子どもたちがいたんで…これが誰も子どもたちいなくて、本当に1人だったらちょっと辛かったかもしれないです。でも、皆さんいろいろあると思うの人生の中では、なんで私だけつらいとか、そういうふうには思ったことはないので」

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悦子さん:「その中で息子たちと触れ合っているのが私は今が幸せなので。ちっちゃい頃からずっと自分の人生を振り返ってきて、今が一番楽しくて、幸せかなっていうふうに思いますね」

悦子さんの買い物が終了!

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合計金額は…5850円でした!
最後に悦子さんのいまの願いを聞きました。

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悦子さん:「あの子たちがいることが今私の中で一番幸せなので、これからあの子たちが幸せになっていくのを見ながら、もう私がいなくても大丈夫だなって思えるようになりたいのが今一番ですね。人の子どもたちの4人の孫が見て、自分の人生の幕を閉じたいかなと思っています」

※掲載の内容は番組放送時(2025年10月24日)の情報に基づきます。

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