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国仲涼子さん(46)本格復帰で子どもたちへの愛おしさも倍増「仕事が本来の自分を取り戻してくれた」

  • 2025.11.11

華のあるキュートな顔立ちで、沖縄の太陽のような笑顔が魅力の俳優・国仲涼子さん。NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」のヒロイン役で一躍国民的女優となり、数々のテレビや映画にて活躍した後、結婚・出産。子育て中心の生活を経て、少しずつ俳優業を再開。母としても俳優としても、ますます輝きを放つ国仲さんに、デビューから”ちゅらさん”出演当時の秘話、育児への向き合い方や仕事との両立など、等身大のご自身について語っていただきました。

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仕事を再開したことで、自分らしくいられる瞬間が増えた

子育てに専念していた期間、ペースを落としていた俳優業に昨年本格復帰。「セリフってどうやって覚えていたっけ…」というところからのスタートで、なかなか頭に入ってこない(笑)。子どもたちが学校に行っている間に焦って練習しています。朝から仕事の日は周りの方々にお願いして、サポートを得ながらやりくり。もちろん大変ですが、ずっと家事や育児に追われているよりも、心が軽やかなんです。子どもたちとべったりの生活だったので、仕事に出てひとりの自分に戻れる時間がすごく貴重で。現場でゆっくりコーヒーを飲めるだけで満たされています。

息子たちとも、ちょっと離れると「こんなに可愛かったっけ?」と愛おしさが倍増するから不思議(笑)。時間的な制約や物理的なタスクは増えましたが、自分の内側からパワーが湧いてくるので摩耗したり枯渇することがない。ON・OFFが上手く切り替えられるようになり、家事もスムーズに。復帰してからの方が、自分らしく自然体でいられる瞬間が増えました。

久しぶりの現場では、”やっぱりこの仕事が好きなんだ”という思いを再確認。大河ドラマ「光る君へ」が復帰作でしたが、共演者の錚々たるメンバーに囲まれて、”今ここにいられる幸せ”を心から感じました。ブランクがあったからこそ、仕事ができる喜びも大きかったです。

良質な睡眠を確保すれば、全方位うまくいく

リラックスタイムはほぼなく、少しでも時間ができれば、台本を読むなど仕事の準備に充てています。一旦ソファに座ってしまうと動けなくなるから、あえて座らない(笑)。その分、子どもと同じタイミングで20時にはベッドに入るので体力的にも問題なし。5時には起床して、やり残した家事やタスクを片付けるようにしています。

以前は、息子たちを朝から公園に連れて行き、昼食を挟んでまた公園で走り回る……というハードな1日も難なく過ごせていたのに、最近は体力的に限界を感じるように。そこで改めて睡眠を見直したところ、1日のパフォーマンスが劇的に変わったのを実感!子どもたちが帰宅したら即宿題、翌日の準備、夕飯、入浴……とまさに分刻みのスケジュール(笑)。「5分過ぎてるよ!急げー!」とお尻を叩きながら進行管理をしています。睡眠がモチベーションになっているので、寝るのを楽しみに夕食の準備をしているほど(笑)。睡眠の質を最優先に据えた生活リズムに変えてから、全方位的に調子がいいんです。仕事もプライベートも、睡眠のおかげで円滑に回るようになりました。

美肌キープの秘訣は、心身ともにヘルシーでいること

美容は好きなので、ピーリングやビタミン点滴、パックなどあれこれ試しています。でも効果が出るかどうかは、心身ともにヘルシーな状態があってこそ。いかに良い睡眠が取れるかどうかを軸に生活しているので、毎晩スコンと眠りについて、朝はスッキリ目覚めるんです。そうすると、メンタルも肌のコンディションも整って良いこと尽くめ。良質な睡眠を取れていることが、一番の美容法だと思います。

体型維持については、太りやすい体質ということもあり、食事には一応気を遣っています。本当は「毎日でも食べたい」と思っているほど大好きなラーメンも、普段はできるだけ我慢(笑)。ここぞという時のご褒美として、楽しみの1つに位置付けています。ラーメン屋さんには1人でも入りますし、家族みんなで行くことも。こってり濃厚な豚骨ラーメンが好みなので、久しぶりに食べに行きたいですね。

おばあちゃんになっても、長く俳優を続けていきたい

思い返せば、子育て中心だった頃は、よく沖縄に帰省していました。子どもたちは間違いなく愛おしい存在だけど、育児に追われる日々の中、閉塞感を感じる瞬間もやっぱりあって。沖縄の海を眺めていると、そんな気持ちが浄化されていくような感覚になれた。沖縄という故郷があって良かったと心から思いました。

そんな時期を経て、仕事を再開してからの一番大きな変化は、「私自身も大切にしよう」と思えたこと。自分のための時間を確保することで、家でも笑顔が増えて、周りに優しくなれるんだと初めて気づいたんです。撮影で映像の世界観に没入して自分以外の人生を生きると、日常が一時的にリセットされて、本来の自分に戻れるのかもしれません。

最近、番組の企画で占いを受けたのですが、「晩年の運勢がよく、おばあちゃん役のオファーもたくさん来ますよ」と言っていただいて。まさにこれから年を重ねても、長く俳優を続けたいと思っています。穏やかで可愛いおばあちゃん役を演じられたら嬉しいですね。妻であり母であると同時に、俳優・国仲涼子としての道も諦めずに進んでいきたいです。

ベスト¥37,400(エストネーション) トップス¥20,900 パンツ¥39,600(ともにカオス) サンダル¥35,200(トニービアンコ/すべてカオス丸の内) ピアス¥385,000 右手中指のリング¥253,000 薬指のリング¥476,300(すべてトーカティブ/トーカティブ 表参道) 左手人差し指のリング¥132,000(ボロロ)

<SHOP LIST>
エストネーション 0120-503-971
カオス丸の内 03-6259-1394
トーカティブ 表参道 03-6416-0559
ボロロ 03-6317-9868

撮影/堺 優史(MOUSTACHE) ヘア・メーク/高梨祐子 スタイリスト/仮屋薗寛子(impress+) 取材・文/渡部夕子

国仲涼子さん PROFILE

1979年生まれ。沖縄県出身。地元でのスカウトをきっかけに芸能界入り。2001年、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」でヒロインを演じ、エランドール賞などを受賞。その後も「ちゅらさんシリーズ」をはじめ、様々な映画やドラマに出演。2014年に結婚し、10歳、7歳の2人の男の子の母。現在、カンテレ・フジテレビ系ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」に出演中。

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