【角田】心づくしの週替わりランチ！ 産直広場「あぐりっと」は美味しいもの好きの世界

地域特派員のCafécoです。 農産物の加工品がおいしいと評判の産直広場「あぐりっと」。気になりつつも、なかなか訪れる機会がありませんでしたが、ついに念願叶って足を運んできました。 角田市の中心部からは少し距離があるため、今回は、自治体運営のデマンド型乗合タクシーを利用しました。

ここは角田の台所！ 活気あふれる食のワンダーランド

地域住民も頻繁に訪れる「あぐりっと」。地元の方々が商品を手に取り、肥えた目で吟味している様子から、ここに置いてある商品は厳選されたものばかりだということが分かります。

朝採れの瑞々しい野菜や果物、地元産のお米や、手作りの加工品がずらり。魅力がぎゅっと詰まった小さな道の駅のようです。目移りしますが、「まずは腹ごしらえから！」と、今日の最大の目的地、施設内にある「稲カフェ」へと向かいました。写真は開店直前のため、「CLOSED」の札が出ています。

窓からの光が気持ちいい「稲カフェ」で過ごす、穏やかな時間

カフェの中は、木のぬくもりを感じる、ナチュラルで落ち着いた空間が広がっています。大きな窓の向こうには、のどかな田園風景。開放的な雰囲気の中で食事をいただけるなんて、贅沢。カウンター席やテーブル席がゆったりと配置され、一人でも友人や家族とでも、思い思いの時間を過ごせそうです。

平日の11時過ぎに訪れたので、私が一番乗り。お目当ての「週替わりランチ」を注文しました。お値段は税別950円（税込み1,045円）と、とってもお手頃。この日のメインは「豚肩ロースのにんにく味噌」。

作り手の顔が見える、一皿に角田の恵みがぎっしり！

3運ばれてきたプレートには、メインのお皿を中心に、彩り豊かな小鉢がずらり。その品数の多さに驚きます。メニューには「〇〇さんのひとめぼれ米」といったように、食材の作り手さんのお名前があるので、誰が作ったか分かる安心感が心地よいですね。3

お待ちかねのメイン「豚肩ロースのにんにく味噌」は、食欲をそそる香ばしい香り！ お肉は柔らかく、しっかりとした味噌味が白いご飯と相性抜群。

脇を固めるのは、副菜たち！ 春菊の香り高いきんぴら、優しい味の油揚げの煮物。特に感動したのが、ポテトサラダの里芋版「里芋のサラダ」。味噌味で和えられた里芋は、ねっとりとした食感が新しく、「こんな食べ方があったなんて！」と嬉しい発見でした。茄子漬は自然派。野菜達は、そのものの味が濃いように感じました。

「稲カフェ」という名前の通り、主役級の美味しさを放っていた三瓶さんの「ひとめぼれ」。ツヤ・香り・甘みと三拍子そろったお米が、おかずの味を一層引き立てています。デザートの優しい甘さのピーチ寒天まで、大満足のランチでした。次回は、復活したオムライスを食べてみたい。

ランチの後は宝探し！ 今日の感動をおうちでもう一度

美味しいランチの後は第2ラウンド、直売所での「宝探し」。ランチの答え合わせをするように店内を巡るのは、楽しいひとときです。あぐりっと製造のオリジナル商品は必見。角田産の素材を使ったスイーツや、パンのお供にぴったりの「ずんだバター」。「どれを食べようか」と品定めするのは、とても楽しい時間です。

悩んだ末に、私がこの日購入したのは、「ずんだレアチーズケーキ」（420円/税別）と「ずんだバター」（620円/税別）、そして揚げたての「牛肉コロッケ」「かぼちゃコロッケ」（各150円/税別）です。

おやつの時間に食べたずんだレアチーズケーキは、ずんだの風味が豊かで甘さ控えめ。大人も楽しめるスイーツ。夕食にいただいたコロッケは、良いパン粉を使っているのが分かる美味しさでした。お店でも、おうちでも。二度楽しめるのが「あぐりっと」の魅力でしょう。地域の方は、毎日、味わえるのですね。

DATA

新鮮野菜直売所 産直広場「あぐりっと」 宮城県角田市毛萱字舘下11-4 【電話番号】0224-65-3887 【営業時間】 ・直売所：09:00～17:00 ・カフェ：11:00～15:30（ラストオーダー：ランチ13:30まで・ カフェ15:30まで） 【定休日】直売所：月・火曜、カフェ：月・火・水曜 https://www.aguritto.com/ https://www.instagram.com/zundanosato_aguritto/