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21歳日本人選手、スイス1部リーグでプロ人生初の退場…「試合の流れは劇的に変わってしまった」と現地紙

  • 2025.11.9
21歳日本人選手、スイス1部リーグでプロ人生初の退場…「試合の流れは劇的に変わってしまった」と現地紙
21歳日本人選手、スイス1部リーグでプロ人生初の退場…「試合の流れは劇的に変わってしまった」と現地紙

Text by 井上大輔(編集部)

いまや多くの日本人選手が海外でプレーしている。

今年7月にJ2のV・ファーレン長崎からスイス1部ルツェルンへレンタル移籍した安部大晴もそのひとり。

21歳の安部は、現役高校生Jリーガーとしても話題になった選手で、U-20日本代表経験もあるMF。

ルツェルンでは守備的MFとしての地位を確立しつつあるが、8日のチューリッヒ戦で無念の一発退場になってしまった。

後半29分、自陣ペナルティエリア内で相手を倒すと、意図的ではなかったものの、相手のかかと付近を踏む形になり、主審からレッドカードを提示された。

ルツェルンはこの時点で2点をリードしていたが、安部のプレーで相手にPKが与えられると、試合の流れが一変。

5連敗中とチューリッヒは不調だったが、PKで1点差に迫ると4分後には同点に追いつき、後半アディショナルタイムにはなんと逆転。ルツェルンは2-3で逆転負けを喫することになった。

安部が退場になるのはプロキャリア初。『Le Quotidien Jurassien』などの現地紙は「安部が退場となり、チューリッヒがPKを獲得したことで、試合の流れは劇的に変わった」と伝えていた。

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