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「期待以上」「かなり面白い」11年前、視聴者の心を鷲掴んだ『至高ドラマ』…中毒性抜群の完成度

  • 2025.12.30

爽快な展開で観る者の心をつかむ“衝撃走る名作”の一つとして、ドラマ『花咲舞が黙ってない』を取り上げます。不正や理不尽に立ち向かう花咲舞の姿は痛快そのもので、毎話訪れるスカッとする瞬間が視聴者の心をがっちり掴みます。正義感あふれる主人公が、職場で巻き起こる難題に挑む姿の魅力をひもときます。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

▼あらすじ

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宝酒造女子会イベントに出席した杏(C)SANKEI
  • 作品名放送局:ドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)
  • 放送期間:2014年4月16日〜6月18日(第1シリーズ)
  • 出演:杏、上川隆也

銀行の窓口係から本部の臨店班に異動した花咲舞(杏)。赴任先の支店で起こる不正やトラブルを、ベテラン行員の相馬健(上川隆也)とコンビを組み、全国の支店で起きる不祥事やトラブルを解決にむけて奔走します。

「お言葉を返すようですが!」という決め台詞とともに、銀行内の古い体質や理不尽な悪に立ち向かい、弱い立場の人々を持ち前の正義感で次々と解決していきます。職場の理不尽や隠ぺい体質に立ち向かう花咲舞の姿に、視聴者は爽快感と勇気をもらえるハートフルな物語です。

日テレ連ドラ初主演・杏さんの好演にファン続々!

ドラマ『花咲舞が黙ってない』は、池井戸潤さんの人気小説『不祥事』(講談社文庫)を原作としたドラマ化作品です。今回ご紹介する第一シリーズのほか、続編の第二シリーズ、『花咲舞が黙ってない』(中公文庫)を原作としたドラマ版新シリーズと、長く愛される人気ドラマのはじまりとも言える作品です。

本作の見どころは、花咲舞が持ち前の行動力と正義感で、銀行内部の不正や隠ぺい体質に立ち向かっていく痛快さ。「間違っていることは、間違っている」と真っすぐに言い切る姿が視聴者の心を強く揺さぶりました。毎話訪れる問題に挑むたび、人間の弱さや職場のリアルが浮かび上がり、舞の成長と仲間との絆が深まっていく過程が見応えたっぷりに描かれています。

主演を演じたのは杏さん。本作が初の日本テレビ連続ドラマ主演となった杏さんでしたが、「熱血漢の中にも知性が感じられてかっこいい!」「役柄も、スーツの着こなしも素敵で憧れる」と、仕事に全力を注ぐ花咲舞の姿は、同性からも憧れの声を多く集めていました。花咲舞=杏、というイメージが定着し、原作を読んでも杏さんの演技を思い浮かべる方もいるようですよ。

今や人気ドラマシリーズに!2024年には新キャストによる新シリーズがスタート

本作について、未だにSNSでは「スカッとしすぎてクセになる」「花咲舞の言葉が毎話刺さる」といった爽快さに虜になったと評価する声が多数寄せられています。「杏さんの存在感がすごい」「上川隆也さんとのコンビが最高」との意見も多く、キャストの魅力を推すコメントも目立ちました。「元気をもらえるドラマ」「期待以上」「かなり面白い」といった共感の声が広がっています。

人気ドラマシリーズとなった『花咲舞が黙ってない』。第一シリーズが幕を閉じた翌2015年には、早くも第二シリーズが放送。そして2024年には今田美桜さん主演の新たな『花咲舞が黙ってない』が放送され、大きな話題になりました。

男性が主人公の作品が多い池井戸潤さん原作の作品の中でも珍しい、女性主人公作品となる本作。幅広い世代・性別の視聴者から「かっこいい」「勇気をもらえる」と支持を集め、2024年のシリーズも好評のうちに幕を閉じました。

人気シリーズの礎を築いた杏さん主演の第一シリーズ。まだ観たことがないという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


※記事は執筆時点の情報です