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「かなりの傑作」6年前、“圧巻の完成度”で魅せた名作…豪華キャストが集結した至高映画

  • 2025.12.28

ドラマや映画には、思わず息をのみ、観る人の心を強く揺さぶる“衝撃走る名作”が存在します。今回はその中から、映画『マスカレード・ホテル』をご紹介します。舞台は一流ホテル。さまざまな事情を抱えた宿泊客の素顔が交差し、次々と張り巡らされる謎が観る者を惹きつけて離しません。ホテルという閉ざされた空間で巻き起こる、サスペンスと人間ドラマの魅力とは ?

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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映画『コンフェデンスマンJP』初日舞台挨拶に出席した長澤まさみ(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『マスカレード・ホテル』(東宝)
  • 公開:2019年1月18日
  • 主演:木村拓哉、長澤まさみ 他

連続殺人事件の捜査のため、警視庁の刑事・新田(木村拓哉)は、一流ホテル『ホテル・コルテシア東京』に潜入捜査員として派遣されます。彼の教育係となったのは、ホテルマンとしての誇りを持つ山岸(長澤まさみ)です。正反対の価値観を持つ二人は、事件の手がかりを追いながら、ホテルに訪れるさまざまな客の裏側に触れていきます。複雑に絡み合う謎と人間模様が、物語を一気に加速させます。

異色バディーコンビが犯人逮捕に奔走…長澤まさみさんの名演に注目

本作は、東野圭吾さんによるベストセラー小説『マスカレード・ホテル』(集英社)を原作とした実写化映画です。最大の魅力は、ホテルという「誰もが仮面を被る(嘘をつく)場所」を舞台にを舞台に、人間の本性があらわになる瞬間を描いている点です。

刑事の新田とホテルマンの山岸という、価値観が正反対の二人がぶつかり合いながらも、徐々に信頼を築いていく過程が丁寧に描かれています。また、宿泊客それぞれの事情に焦点を当てたエピソードが重なり、ミステリーとヒューマンドラマが見事に溶け合った緊張感が観る人を引き込みます。

緊張感漂う劇中とりわけ目を引いたのが、長澤まさみさんの名演です。格式高いホテルのサービスを支えるホテルマンとして、また事件の進展を支える重要なポジションを担った長澤さんの演技には、多くの称賛が集まりました。SNSでも「異色バディーも最高」「サービス業の勉強になる」「何度見ても見入ってしまう」と、長澤さんの演技への称賛の声が集まっていました。

犯人逮捕とお客様へのサービス提供…日常と非日常がせめぎ合う演出は圧巻

ホテルマンとしてサービスを提供しつつ、事件解明に奔走するギャップは、本作の見所のひとつ。先の読めない事件の展開という非日常と、クレーム対応といったホテルマンとしての日常が同時に展開していく様子に、目を奪われた方も多いようです。

SNSでは、「終始ハラハラした」「一気に見てしまった」「ひと時も目が離せない」「かなりの傑作」といった声が多く寄せられています。また、「木村拓哉さんと長澤まさみさんの掛け合いが最高」「リアルで引き込まれる」など、キャストの演技や映像への評価も目立ちました。緻密な伏線とテンポの良さに“釘付けになった”というコメントが数多く見られました。

ホテル業と事件に向き合う刑事。現場で展開されるリアルな描写は必見です。まだ本作を観たことがないという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


※記事は執筆時点の情報です