「一口ください！」半分持っていく後輩に絶句。「嫌われるよ」忠告無視の末…“地獄のブーメラン”が返ってきた結末【しまうま劇場】

人が食べてる物って、なぜか美味しそうに見えますよね。「一口、ちょうだい」とシェアするのも、たまになら楽しいでしょう。ですが、毎回のように欲しがっていると、周囲からは敬遠されてしまう可能性があるので注意しましょう。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『一口ちょうだい』では、そんな日常生活の中にあるリアルを描いています。

【一口ちょうだい】ごはんの時、許せないことある？

 「おいしい〜」何でも欲しがる後輩

「アンタ、それ嫌われるよ」

ドーナツを手にしていた先輩・脇田が言います。

「え〜一口くらい、いいじゃないですか〜」と、後輩・木下は笑って返しました。

「じゃあ、一口だけね」と仕方なくドーナツを差し出すと「ありがとうございます」とドーナツを半分にちぎります。

「あ〜ちょちょ、木下さん！そんなに…」思っていた以上に食べられて、言葉を失う脇田。

木下は、そんなことは気にも留めず「おいしい〜」と満足そうに頬張ります。

パスタはさすがに…

仕事の昼休憩にランチへ来た脇田と木下。

「たまにはお昼にぜいたくランチもいいですね！」と楽しそうに話す木下。

それに脇田も「ふふ、そうね」と笑顔を見せます。

すると、木下が脇田の頼んだパスタを見ながら言いました。「先輩、一口ください！」

「あ、いやいや、さすがにパスタは…」止めようとする脇田の声も聞かず、木下はお皿を取り上げてパスタを直で食べ始めます。

「あ〜あ〜あ〜」と呆れる脇田。

さらに木下が一言。「まあまあですね」

「はぁ…」脇田は深いため息をつくのでした。

一口おばけ

「脇田さん、今日もお昼行きません？」

木下がお昼に誘うと、脇田は無言で逃げていってしまいました。

「えっ、ちょっと脇田さん！」困惑している木下に、後ろから部長が声をかけてきます。「木下君、いつも一口ってねだってるらしいじゃないか」

「ほら」そういって、会社のグループLINEを見せてきました。

そこにはーーー

「1口ちょうだい言い過ぎだよなあいつ、一口おばけやん」

「え！私も一口おばけされたんだけど！私のプリン！！」

など、木下に対する愚痴が並んでいました。

「みんなから、裏で一口おばけって言われてるぞ」それを見た木下はショックを受けたように言います。「そんなぁ……」

「今日は俺がランチを奢ってあげるから、今後は気をつけろよ」

「はい！」木下は再び笑顔を取り戻すのでした。

部長とのランチ、目にした驚きの光景とは…

「部長、本当にごちそうさまでした！」

オレンジジュースを手に、笑顔でお礼を言う木下。

「美味かったな」と部長。「はい！私、ちょっとお手洗い行ってきますね」そう言って、席を立つ木下。

部長は「おう」と返事をした後、ふと木下の飲んでいるジュースに目をやりました。

ーーそして、木下が席に戻ってきた時。

そこには、思わず絶句する光景が…！

なんと部長が、木下の使ったストローでオレンジジュースを飲んでいたのです。

「いやぁぁぁぁ！！」木下の叫びが店内に響きます。

それでも部長は、落ち着いた声で言いました。「このジュース、一口飲みたくなって」

木下は固まったまま、静かに一言。

「キモすぎ…」

自分が思う以上に人を不快にさせてい るのかも…

YouTubeのコメント欄には「部長さんよくやった」「“人の振り見て我が振り直せ”を教えてくれたね」などのコメントがありました。

自分では大したことないと思っていた行動も、相手にとっては不快に感じることもあります。ましてや、許可も得ずに人の食べ物に手をつけるのは、ほとんどの人が嫌がる行為でしょう。マナーを意識して、お互いが気持ちよく関われる関係を築きたいものです。

『一口ちょうだい』は、そんな"相手への気遣い"がいかに大切か考えさせてくれる作品です。

紹介作品

• しまうま劇場Vol.85「一口ちょうだい」

コンテンツ提供協力

• しまうま劇場（YouTube）

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