上司「この無能！」後輩「本当に仕事できない」先輩社員を罵倒し続け…その後、先輩の“放った一言”で2人が青ざめたワケ【しまうま劇場】

仕事にミスは許されない…。そう思うあまり、完璧を求めて時間がかかってしまうことはありませんか？一方で、スピードを重視しすぎてミスをしてしまう人もいるでしょう。努力しても評価されない職場で、あなたなら「速さ」と「正確さ」どちらを優先しますか？

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『パーフェクトの裏側』では、そんな葛藤に揺れる女性の悩みがリアルに描かれています。

【パーフェクトの裏側】完璧主義って、実は無能？

「この無能！」仕事が遅いと怒鳴られる美帆

「お前仕事遅いんだよ！この無能！」

上司が美帆の頬をつまみながら、声を荒らげます。

「時間をかけてでも完璧な方がいいじゃないですか！」

反論した美帆に、上司は机をバンバン鳴らしながら言い返しました。

「まだ別の仕事もいっぱいあるんだよ！」

後輩と同僚の会話

その後、美帆が休憩室へ向かうと後輩の話し声が聞こえてきます。

「なんか…美帆先輩、仕事遅すぎません？」

「完璧主義らしいけど…」と一緒にいた美帆の同僚がフォローしますが、「無能ですよね」と言う後輩。

同僚は苦笑いするも、後輩は続けて「無能は言いすぎか」と笑いました。

美帆は立ち尽くし、俯いたまま休憩室に入ることができませんでした。

「ちょっと美帆先輩！」

作業中、後輩がパソコンの画面を食い入るように見ながら言います。「この数字間違ってません？」

「あーごめん…スピード優先したから…」と謝る美帆。「すぐ直すね」と言葉を重ねましたが後輩は冷たく言い放ちました。

「本当に仕事できないですよね、先輩」

美帆は何も言い返せず、ただ俯くしかありませんでした。

仕事のミスで落ち込む美帆に、同僚がかけた言葉とはーー

美帆は仕事中の同僚のもとへ謝りに行きます。「ミスばっかりでごめん、スピード意識したんだけど…」

同僚は笑って言いました。「問題ないよ、早く出してくれればフォローができるし」そして柔らかい声で続けます。

「それがチームでやるってことだよ！」

その言葉に、美帆はホッとします。

「それに美帆の仕事は丁寧だって、クライアントから評判いいんだよ」

「本当？！」喜ぶ美帆に、同僚は笑顔で頷きました。

「丁寧さ」と「スピード」どっち？

バンッーーー！

「先輩の資料ミスばっかりじゃないですか！」

後輩が資料をデスクに叩きつけ、美帆に詰め寄ります。「完璧主義らしくしてくださいよね！」そこへ上司があらわれ、美帆に言いました。「お前仕事が遅いんだよ！」

ですが、美帆は落ち着いた様子で「結局どっちですか？」と尋ねます。

「え？」声を揃える部下と上司。

「完璧で丁寧ですか？スピード重視ですか？どっちがいいんですか？」美帆はにこやかに問い返しました。

すると2人は視線をそらしながら後ずさりします。

「臨機応変にっていうか…」

「どっちも大事にっていうか…」

先ほどまでの勢いはどこへやら、声がだんだん小さくなっていきます。

バンっ！

美帆が机に手を置き、ビクッとする後輩。

「どっちだって聞いてんだよ！」声を荒げる美帆に、部下と上司は硬直し言葉を失うのでした。

どちらも無理しない程度で、周りのフォローも大事

You Tubeのコメント欄には「めっちゃスカッとした〜」「ちゃんとアドバイスしてくれる人がいると勇気でるよね！」などの声が寄せられていました。

完璧主義な人は、仕事が丁寧なだけあって信頼されやすいもの。ですが、その分時間がかかってしまうこともあります。大切なのは"丁寧さ"と"速さ"のバランスを、無理のない範囲でとること。そして、普段から頑張っている人を周りがフォローする意識も欠かせません。

『パーフェクトの裏側』は、そんな社会人としての在り方を改めて考えさせられる作品ですね。

紹介作品

• しまうま劇場Vol.84「パーフェクトの裏側」

コンテンツ提供協力

• しまうま劇場（YouTube）

チャンネル登録者数9.58万人（2025年9月19日現在）を誇るショートドラマクリエイター集団。日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを多数公開中です