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「劇場の至る所から悲鳴が聞こえた…」“度肝を抜く過激さ”に衝撃…「冒頭10分だけで観る価値ある」大絶賛された至高映画

  • 2025.12.11

映画には、喜びや悲しみ、怒り、そして切なさといった、自分でも制御できないほどの心のざわめきを与える作品が数多く公開されています。登場人物たちの葛藤や激情を通じて、観る者の感情を激しく揺さぶり、深い余韻を残す物語。今回は、そんな“感情の揺れを味わう名作映画”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2025年公開の映画『ドールハウス』(東宝)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“感情の揺れを味わう名作映画”『ドールハウス』

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映画『ドールハウス』初日舞台あいさつに出席した長澤まさみ(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ドールハウス』(東宝)
  • 公開日:2025年6月13日

あらすじ

鈴木佳恵(長澤まさみ)と看護師である夫・忠彦(瀬戸康史)は、5歳の愛娘・芽衣(本田都々花)を不慮の事故で失い、深い悲しみに暮れていました。そんななか、佳恵は骨董市で亡き娘に瓜二つの人形を見つけ、購入することに。佳恵はその人形に生前の娘と同じように愛情を注ぐことで、次第に心の平穏を取り戻していきました。

しかし、佳恵と忠彦の間に新たな命である次女・真衣(池村碧彩)が誕生すると、夫婦の関心は新しい娘に移り、人形は見向きもされなくなります。やがて月日が流れ、真衣が亡き姉と同じ5歳になった頃、彼女が部屋の隅にあった人形と遊び始めたことをきっかけに、一家の周りで不可解な現象が次々と起こり始めます。

不気味に思った夫婦は人形を捨てたり、供養に出したりして手放そうとしますが、人形はなぜか必ず家に戻ってきてしまいます。恐怖に追い詰められた2人は、専門家の力を借りて、その人形に隠された恐ろしい秘密を解き明かそうと試みるのでした―。

映画『ドールハウス』の見どころ ※ネタバレあり

映画『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』など、明るい作品を数多く手がけてきた矢口史靖監督。そんな矢口監督が満を持して挑んだホラー映画『ドールハウス』は、可愛らしいタイトルとは裏腹に、容赦のない過激な恐怖演出で観客を震撼させました。SNSでは「今年最恐の映画」「指の隙間から薄目で観た」など、直視できなかったという報告が相次いでいます。また、「劇場の至る所から悲鳴が聞こえた…」といったコメントも多く見られるほど、恐怖レベルの高さと過激さは尋常ではありません。

そんな本作で特に話題となっているのが、愛娘である芽衣が事故で亡くなっているのを発見し、佳恵が悲痛の叫びを上げる冒頭シーン。わずか数分のシーンの中に最悪な展開が凝縮されており、観客を一気に恐怖の底へと引きずり込みます。SNSでは「冒頭10分だけで観る価値ある」といった、開始早々から心を折られかけたというコメントが寄せられています。この圧倒的なつかみこそが、本作を単なるホラー映画で終わらせない、一級のエンターテインメントに押し上げている要因と言えるでしょう。

長澤まさみの鬼気迫る名演技

2025年に公開された映画『ドールハウス』。本作で主演を務めた長澤まさみさんの演技は、観る者の心を鷲掴みにする凄みがありました。特に、極限状態に追い込まれた際に見せる絶望の表現は圧巻で、その鬼気迫る表情は物語の恐怖と悲哀をより深く際立たせていました。

SNSでは「一気に引き込まれた」「叫ぶ演技さすがだった」といった声が相次ぎ、長澤さんの魂の叫びが多くの人々を物語の世界へと引きずり込んだことが分かります。

映画『ドールハウス』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“予測不能な人形ホラー”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です